ちうごく じけんぼ!⑧ [家族旅行♪]
中国旅行記 西安・北京編 NO4
【空港たらい回し事件・・・の巻き】
今日は【碑林・ひりん】見学です。
何でも天皇陛下も見学されたそうで、あの有名な兵馬俑抗は見学せず、碑林には来たそうです。
そこには、大きな石板に昔の書道家が、文字や漢詩等を書き(勿論逆さまです)
それを有名な彫り師が彫って拓本を取る。 いわゆる原版がたくさん展示してありました。
今直、拓本は取り続けられており、お土産としても売っていました。
(結構高かったので諦めましたが・・・)また書体も様々で、その技術のすばらしさに感心します。
昭和という年号も その漢文の中からつけられたとか・・・
ガイドさんが言ってみえました。(誰がつけたか、印がしてありました)
碑林を後にした私たちは、今度は【狹西・せんせい歴史博物館】へ・・・。
そこは国宝がいっぱい展示してあり、西太后の装飾品(冠や首飾り)等々
目もくらむようなきらびやかな物から、大昔の土器のようなものまで色々展示し
てあり、ガイドさんがとても丁寧に説明してくれました(^^)
その博物館の中に、最近 国に献上された西安の有名画家の絵が販売してある一角があり
(売ったお金は国に入るそうです)私達はちょっと目の保養・・・とのぞいてみました。(@@)
ガイドさんはとても絵に興味があるそうで、『ここなら安心ですよ』と・・・。
その一言がやばかった(xx) 骨董好きの父はTVの【なんでも鑑定団】の大~ファン!!
その番組でよく 『中国で買ってきた掘り出し物です!』
なんて物に高値がついたシーンを度々見てる!(@@)/
なんだかヤバ~イ雰囲気・・・(--)
見てまわるうちに私たちの目に止まった一枚の絵!!
中国では馬の絵が縁起物らしく(高山の【絵馬】みたいな感じなのかな?)数多くある中、
一人の画家の絵が私たちの足を止めました。
(何でも西安の駅の切符には、その人の書いた馬の絵が使われているそうです)
それはとても大きな絵で(畳1枚以上)馬が数頭勢い良く駆けています!
しかし中国での買い物にしては高い!!
後ろ髪を引かれつつ館を出た私達・・・。 だったはずが・・・やっぱりもう一度見たい!
ガイドさんにお願いし、入場料(¥)をおまけしてもらい再び博物館へ・・・!
実を言うと私も父の血をひいているらしく、結構興味あるんです(^O^)
さーて!交渉開始!! かんばるぞぉ~!!
館のお兄さんと約20分くらい粘りに粘って、大きいその絵 (初値は¥45000)と
同じ画家の小さい絵 (初値¥22000) 2枚で¥28.000 で交渉成立!!
本当はもう少し頑張りたかったんだけど、お兄さんがあんまり辛そうな顔するし、
ガイドさんにも 『上等!お買い得です!』 と言われ、合えなく妥協しました。(++)
まぁ、父へのいいプレゼントとなりました。
(日本へ帰って額買ったら、絵の倍以上かかって大出費!)
そうして、毎回食べきれない夕食を終え、再び北京への移動です。
そうです・・・また私達3人だけでの移動。
前回はクリアできたけど・・・と心配を胸に空港へ・・・。
案の定ガイドさんはお気楽? 『EかGのカウンターに行けば分かります』 とあっさり。
2日間のお礼を述べ、手を振るガイドさんの見送りを背に、私達は言われた通りEカウンターへ・・・。
ところが受付の人はとっても早口で 『ここじゃない!あっち・・!』 と曖昧な返答。
渋々Fのカウンターへ行く3人。 ところがまたまた 『違う!!』 と冷たい対応!
聞き間違えたのかと思い、私たちはAから順に重いスーツケースをガラガラ引きずりながら
カウンターを流れ歩いた・・・ (++) (xx) (--) ・・・
しかし、どこのカウンターへ行っても私たちは跳ね除けられ、その辺にいたスタッフの人や
スッチーらしき人にも声をかけたがダメ・・・。
いわゆる私達はたらい回し状態に・・・どうしよう(xx)
この時ほど自分の語学力の無さを悔やんだことは無い。
もう一度!・・・そうするしか手が無い私達は、最初に行ったカウンターへ3度目の挑戦!
そうしたら他の受付の人が難なく処理!
『 バッカヤロー!!』 私は心の中で最大限の声を発し、さっきの受け付けのジジイに
思いっきりにらみを投げかけてやった!!(--) (パンチの母です!睨みは母譲り?)
そんなこんなで無事?搭乗口前までたどり着いた3人。
緊張と焦りプラス重い荷物でヘロヘロ・・・。
しかしまだ飛行機に乗るまで安心出来ない。
搭乗時間は聞いたものの、さっきの事もあり 今いち不安がつのる。
そのうえ西安の搭乗口には 次の便とかの搭乗時間が案内してない!
一抹の不安を隠しきれず、その辺にいた職員に聞くが これまた聞き取れない(。。)
そこで私は、周りにいる待ち人たちの航空券をチラチラ覗き見!!
自分たちと同じ航空券を持つ人を捜し当てた。
(多分私はとても怪しい人間に思われたに違いない・・・しかしその時はそんな事は言っていられな
かった )その後はその人から目を離さず (両親にもしっかり言い聞かせた)
まるで、ストーカー状態で 無事搭乗。(^^)
心配してた通り起きた空港事件!北京で迎えてくれたガイドさんの顔を見て『ホッ』と
胸をなでおろした事はいうまでも無い・・・(^^)
しかし、事件と言うものは連続して発生するものだと、この時はまだ考えもしなかった私たち。
この後あんな事が起ころうとは・・・。
次回に ご期待・・・