ちうごく じけんぼ！⑩

　　　　　　（これは以前のパンチです）

　　　　　　　　　　中国旅行記　西安・北京編　　NO6　

　　　　　　　　　　　【どこまで増える？！・・・の巻き】

悪夢のような　夕べの事件から一夜明け、私達は中国最後の日を迎えた。

この日も朝から深々と冷え込み、私たちの体を震えさせた。

今日は北京のメイン観光　【故宮・紫禁城】　と　【万里の長城・八達嶺】へ行く。（＾＾）

どちらも足がものを言う見学・・・母の足が少々心配だが、

先日の西安の大雁塔のはりきり！もあるし大丈夫か？（\\)

まずはホテルの近くの故宮から・・・　私が初めて中国に来て感動したのがこの故宮だった。

当時映画の『ラストエンペラー』と、その音楽に魅せられた私にはとても感慨深いものがあった。

想像はしていたものの、その広さに唖然！（＠＠）

幾重にも連なる屋根の波、外の世界と遮断する高い壁、

壁の外側には真っ直ぐな道がどこまでも続いている。

自転車で走り回る皇帝の映画のシーンが甦ってくるようだ。

（ジョン・ローン・・・カッコ良かったもんなー（＾＾））

両親もやはりその広大さに圧倒されたようで、首を上下左右忙しく動かしていた。

ガイドさんの詳しい説明にやっぱり　『ほぉ～！ほぉ～!』　の連続。

 

母の足も大丈夫だったし、見せてあげられて良かった！（＾＾）

故宮を後にし、次は【万里の長城】へ・・・。

以前来た時と比べ、道がすごく良くなっていることにまず驚き！高速道路みたい！

（7年もまえだから当たり前かぁ！そうそう・・たしかあの時工事してたっけ！

驚いたのは工事してるおじさんが、背広姿でスコップ持ってたんだ！）

長城はうっすらと雪化粧をしており、また違った趣がありました。

観光客が滑らないようにと兵役の若者たちが先輩に叱られながら竹ぼうきで除雪をしていました。

寒さに加え風が強く、チョーさぶいっ！！　両親は100円カッパで防寒！

ところが、寒さで硬くなってて　着たとたん　バリッ！

記念写真にはビリビリのカッパを着た父がその寒さを物語っています。少し情けない姿です・・（++）

万里の長城には二つの登り口があるそうで、一つは男坂、もう一つは女坂だそうです。

男坂は距離は短いけど勾配が急で、女坂はゆるいけど少し距離が長いそうです。

私達は勿論女坂から挑戦です！！いざ出発！

私や父、時にはガイドさんや、知り合った別のツアーのお姉ちゃんに手をひかれながら登る母・・。

みんな最初は辺りの景色など見ながらお喋り・・・の余裕もつかの間。

息は上がり、足が前に出ない！寒いはずなのに汗ばんでくる。

約3分の2まで母は頑張ったがリタイヤ！　　ここまで来れたら上等！良くやった！（＾＾）V　

私も一歩一歩がやっとに・・・。ところが・・・

私の前方をスタスタ登る父！

お姉ちゃんが　『おじいちゃん！スゴイ！』　と目を丸くしていた！

それどころか父は私に　『大丈夫か？』　と手を差し伸べてくれ（++）

私は父の手を借り背中を押され・・・　　　恐るべし74歳！

改めて父の体力？脚力に感心！！　　　　（昨夜は泣いてたのにねぇ・・・苦笑）

頂上に着き　（と言っても、観光客が目指す頂上であり、ホントの頂上は遥か彼方です）

何故かそこには記念写真のために　『らくだ』　がいた。

ガイドさんに聞いたら、毎日この坂を登ってくるらしい・・・なんだか可哀想な気がした。

遥か遠くまで続く　その道のりを眺め、改めて昔の人の偉大な力に感動を覚え、

私達は足元に気を配りながら、そろそろと下界？　へと戻って行った。

下界にはお決まりの物売りの人達がたくさんいた。

そのなかに先日　『頤和園』　で私の目にとまったあの暖かそうな帽子が・・・！

『　やっぱり欲しい！！』　私の決意は固まった！

おばさんと値段交渉開始！　結果　1000円と　すこし腑に落ちない金額ではあったが、

登頂の疲れと、寒さのせいもあり　あっさり妥協。

しかし思ったのは、こんなんだったら初日に買っとけば早くから暖かくいられたのに・・・私ってバカ！

おばさんは気を良くしたのか、それからスカーフを勧めてきた。

『　シルク！シルク！　5枚で1000円　』

『　いらない！不要！不要！』　と断るがなかなか引き下がらない。

そのうち　5枚で￥1000が　10枚で￥1000に・・・　　20枚に・・・

最終的にはな・な・なんと！　　50枚　+　絵葉書！！＝￥1000！！

おばさん！　いったい原価はいくらなの？？？

車に乗るまで、おばさんはスカーフの山を握りしめ、ピタリと付いてきたが、ガイドさんに

きつ～く追い払われ　寂しそうに帰っていった。（ちょっと気の毒）

あの寒さの中、彼らは毎日こうゆう日々を送っているのだと思うと、改めて中国人の熱意？

と気力？　おまけに物価の違いを思い知らされた私だった・・・！。

最後の夜はショーを見ながらの北京ダックの夕食！

じじ・ばばは手をたたきながら楽しんでいた♪

ショーの１つに酔っ払いが字を書く物語があり、その書いた書をばばがもらえて大満足！

帰ってから　またまた額代　出費！！

そんなこんなで　西安・北京の旅ももう終わり・・・

今回も　なんだかんだハプニングの連続だったような気がする。

最後の晩、ホテルで両親と　旅の思い出話をしていたら　父が一言

『　まだ帰りたくないな　（＾＾）　　もう1-2泊したいな！』　って・・・

あのさ～　夕べ死ぬ思いして泣いてたの誰？

もう懲りた・・・って言ってなかったっけ？（++）

思わず母と爆笑です！！

でも、そう思ってくれて良かった（＾0＾）/　　　またいつか3人で来ような！！

そう笑いながら、やっぱり荷物と格闘しながら　北京の夜が静かに更けていったのです・・・。

　　　　　　　　（出発前の最後の観光！）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中国　旅行記　　　　お・わ・り

追記

またまた珍道中の旅だったけど、思いでいっぱい作って無事日本の地に帰れた私達でした。

初めてのペットホテルにお泊りの愛犬　【小鉄・当時16歳（人間年齢93歳】　は元気かな？

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくれた方々にお礼を申し上げたいと思います。

　　　　　　　　　謝謝大家！　　ｍ（－－）ｍ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回　番外編に　続く・・・

 

 

★　最近、落ち込む事ばかりで、めげてたおかしゃんに天使からの贈り物♪

　　ブログ友達のウクレレさんが、http://ukulele614.blog5.fc2.com/

　　落ち込んでるおかしゃんに・・・と

　　こ～んな素敵な贈り物してくださいました！☆

買いそびれた　ガルシア　マルケスのプレミアムＢＯＯＫ☆

もう、この心遣いに涙出そうです。　うぐっ・・・

おまけにパンチの写真の缶バッジ＆可愛いカードまで・・・☆

　　　　　ウクレレさん！本当にありがとぉ～♪

 

 

 

 

パンチは今夜もご飯も食べません、遊びません、傍にも来ません。

でも、諦めずじっくりじっくり修復していきたいと思います。

名前も顔も知らない私を心配して、色んなアドバイス下さったり、

励ましていただいたり、贈り物まで・・・

人の優しさにふれられ、元気づけられております！

みなさん・・・ありがとう！　　心より感謝してます。