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ちうごく じけんぼ!⑪ [家族旅行♪]

             中国旅行記 西安・北京 番外編  

               【小鉄が危ない!!・・・の巻き】

親子3人、二度目の中国珍道中も なんとか無事終え、雪深い我が家へ帰宅した私達。

前回は季節も良かったから、愛犬 【小鉄】 は隣人に頼んで出かけたが、

今回は冬真っ只中・・・

と言うことも有り初めて 『ペットホテル』 なるものに預けることとした。

小鉄 (16歳・人間年齢93歳) にとっても初めての外泊!!

私は仕事が有る為 『 老犬だからお願いしますと 』 注意事項い~っぱい書いて、

両親に頼んで連れてってもらった。

聞けばホテルのお姉さんに、シッポ振って、振り返りもせず喜んで付いていったとの事・・・!

まったく 人間も犬も 若いおねーちゃんが大好きらしい!(++)

旅行中、ホテルに帰った時には 『小鉄いい子しとるかなぁー?寂しがってないかなぁ?』

などど 多少の心配はしたものの、大丈夫だろう・・・と思っていた。

我が家に着くなり、荷物だけ置くと 取り急ぎ迎えに走った!

私たちの顔を見てどんなに喜ぶだろう?!(^0^)/   と楽しみに・・・。

『小鉄ちゃーん!迎えに見えたよー!』  とお姉さんが小鉄を連れてきた!(^^)

『こてつぅー!いい子しとったかぁー?』  と駆け寄る私!

     ・・・が全く無反応(++) なんでぇ~? さみちい・・・

『 感動の再会 』 場面を想像していた私は拍子抜け!!

当の小鉄はいそいそと近くの電信柱にシャー・・・! ついでにウOチ!

 チト寂しい再会。  御礼を述べ早々に家に戻った。

・・・が、あれ? なんだか小鉄太った? と言うか、歩き方が・・・変?

・・・気のせいか・・・  と思いつつ、その後もなんだか元気がない(。。)

やっぱり寂しかったから すねてるのかな?

次の夜・・・やっぱりおかしい(--)  ふと体に触るとお腹がパンパンになっていた!

決して怒らない小鉄が、触るのを嫌がり  『ウ~ゥ』・・・

その後、みるみるお腹が膨れ、とうとう立つことが出来なくなり

今度は苦しそうに 『ウォーンウォン』 と鳴きだした。  時間は9時過ぎ・・・

動物病院に電話するが勿論通じない・・・。  どうしよう!!(XX)

トイレに連れ出そうにも、足がバカになってダランダラン・・。

本人(本犬?)も歩きたくて頑張るが、足が言うことを聞かない!

引きずった足からは、血がにじんでいる。

抱っこしょうとすると、お腹が痛いのかひどく怒る!

『小鉄が死んじゃう!!』

私は置いて旅行に行ったこと、ホテルに預けたことをひどく後悔した。

『ごめんな、小鉄・・』

ペットホテルに電話して、何か異常無かったか聞いたが元気だった・・・との事。

水を飲むうちは死なない・・・    簡単に言わないで!!ムカついた!!

その晩は朝まで鳴き通し・・

寂しいのか? 不安なのか? そばを離れると呼ぶように鳴きだす。

私は一晩中 そばについていたが 何もしてあげられない自分を責めた。

両親も心配して 何度も起きてきては撫でてあげた。

ようやく朝になり、歩けないからベットごと車に乗せ、母に付き添いをたのみ

診察時間を待ちわびて病院へと急いだ!

小鉄を見た瞬間先生が顔をしかめた。

『ひどい状態ですね、とりあえず原因を調べて やるだけはやってみます・・・』

とても恐ろしい返事だった。

私は涙をこらえきれずボロボロ泣いて 『助けてください!』 と懇願した。

こんなに泣いたのはいつ以来だろう?

後ろ髪をひかれつつ、私は会社へ・・・連絡を待った。

午後、連絡があり、私は先生の言葉を聞いて漠然とした!

『おしっこが 3ルットル もたまってて、膀胱が普通の20倍にも腫れてました。

  破裂しなかったのが奇跡です!危ないところでしたが、命は取り留めました』

胸を撫で下ろした・・

がその後一言・・・『 でも、立てるように成るかはわかりません。

        でも最悪車椅子もありますし・・・』   と・・。

最近 歳のせいか、お漏らしする事もあったりで、ホテルの人にもお願いしていた。

可哀想に多分小鉄は、慣れない環境と寂しさのショックで トイレ我慢してたんだ!

病院の先生も1日2日で溜まる量じゃないって言ってた。

その体の重みで、昔患ったヘルニアが再発!

だから立てなくなったらしい。  小鉄苦しかっただろうね!(--)

仕事を終え、早々顔を見にいったら、エリマキトカゲみたいなの

  (エリザベスって言うらしい)  をつけられ、お腹はペタンコにへっこんでた。

しかし、自力でおしっこ出来るまで カテーテル で出すと言われた。

痛くないのかなぁ? 溢れる涙を抑えきれず  『ガンバレ!ガンバレ!』

  と声をかけ  (伝わったかどうかは定かでない?)

私はまた、先生に全てを委ねるほかなく すごすごと帰った。

次の日、様子を聞く為に 先生に電話したところ

『 あの後 (私が帰った後) 3時間 可哀想なくらい鳴きっぱなしでした。

        だから 面会は控えてください 』    って・・・。

小鉄寂しいんだ。 でも鳴くと疲れるから我慢しなきゃいけない。 辛い日々が続いた。

入院4日目『自力でおしっこ出来るようになって、立てるようになりました!』と電話が・・!

良かったぁ~! 翌日一応退院したが、足はフラフラ・・・まともに歩けない。

神経を圧迫してるらしく、レーザー治療が必要で、毎日の通院が条件だった。

でも、やっぱり 我が家がいいらしく、フラフラながらも少し元気がでてきた。

それから通院の日々が始まった。  毎日仕事が終わってすぐ・・・。

時には人に 『お犬様!』 と皮肉を言われながらも、母と二人約3ヶ月ちょっと通い続けた。

お金も時間も随分使った。

でも、小鉄を置いて行った自分への責任。 今はようやく元の小鉄に戻り元気にしている。

もう置いてきぼりにしないからね・・・。

(入院前のこ小鉄じい)

 

旅行はしばらくお預け???  いつか3人と1匹の旅が出来たらいいのに・・・。

     (今はパンチが増え、3人と2匹になりました♪)

  (パンチと初対面の時の小鉄じい)



 

★ 長々、我が家の 『 思い出ボロボロ 』 話しに お付き合いくださり

                            感謝いたします。

 

 

 

 

 

        そして 遅ればせながら・・・

       ちゃんとした写真が撮れなくて・・・ 

 

 











 


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