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小鉄・・・ありがとう [おかしゃんの独り言♪]

 

              平成19年2月14日 午後5時過ぎ

               小 鉄 が、虹の橋を渡りました。

             享年 推定18歳9ヶ月の大往生でした。

 

    

   死因は定かではありませんが、多分老衰からくる心不全かと・・・

                実は、悲しいかな 家族は誰一人、

           小鉄を看取ってあげる事出来なかったんです。

 

          この日私は風邪の為、会社を休み寝ていました。

       夜中でも、小鉄の鳴き声を聞き、トイレに起きていた私ですが

            この日は、鳴き声ひとつ聞こえませんでした。

               本当にあっという間に、苦しまず

                   静かに逝ったのだと・・・

 

                     そう、信じたい。

 

         朝も、いつものように、トイレに連れ出し、食事も残さず

           何一つ変わった様子は有りませんでした。

   じじばばは、午後から出かけており、行く時は元気だったとの事でした。

          私が起き、じじばばが帰った時間が、午後6時過ぎ

    帰ってすぐ、トイレに連れ出そうと、じじが声をかけても出てこない。

 

                  『 小鉄が死んどる! 』

 

                  悲しい じじの叫びでした。

 

    

 

    慌てて駆け寄ると、小鉄はびくともせず、少し固くなっていました。

    でも、体はまだ温かく、そんなに時間が経っていないようでした。

  自分のハウスのなかで、失禁脱糞、そして口から泡を少し出していました。

  でも、暴れたり苦しんだ形跡はなく、顔も穏やかで眠っているようでした。

 

    

 

   一昨年2月、私たちが旅行から帰った時、小鉄は体調を崩しました。

      http://blog.so-net.ne.jp/qiaozi/2006-04-14-11

      私たち家族も、近所の人たちも、その春を越せればいいが・・・

                そう思うほどの重症でした。

               だけど、小鉄は頑張りました!

                本当に本当に頑張りました。

             あれから2年・・・ 一生懸命生きました。

 

    

 

       小鉄の歳が推定なのは、小鉄は捨て犬?だったんです。

      平成元年春、じじがお客さんの所から、貰ってきたんです。

   何でも、その方の家の近くで、口から血を流しウロウロしていたところを

      見かねたその方が病院に連れて行き、助けられたそうです。

      多分車にはねられたか何かで、その後遺症で小鉄の口は

                    少し歪んでいました。

    その方の家は猫を沢山飼っていたため、犬は飼えずに困っている。

             で、じじが貰ってきたというわけです。

          私が仕事から帰ると、玄関の暗闇に光る目・・・

            驚いた事、今でもはっきり覚えています。

            しかし、何かのトラウマがあったのか、

           触られる事、撫でられる事をひどく嫌う子で、

             抱っこなんかは全然させない子でした。

             しかし、年月を追うごとに心許してくれ、

      やっとで触られても嫌がらなくなったのは、2.3年後の事でした。

 

    

 

        小鉄は本当に温厚な子で、他の犬が来ても吠えない。

       無駄吠えもしない、本当に手のかからない いい子でした。

          本当に本当に可愛い、いい子だったんです。

          若い頃は、いろんなとこ、一緒に行きました。

      じじも毎日欠かさず、朝夕散歩に連れてってくれました。

        私は、今のパンチ同様、小鉄を溺愛していました。

      しかし、小鉄が病気をした時、私は小鉄の死が頭を過ぎりました。

        小鉄の事、溺愛していた私はペットロスが恐かった。

           それで、パンチを迎える事となったんです。

 

         

 

         優しい小鉄は、パンチともすぐ溶け合いました。

   しかし、歳が歳だけに、一緒に遊ぶようなことは出来ませんでしたが・・・。

 

         

 

          きっと、非難をあびることと思いますが

                 私は小鉄に謝りたい。 

 

     パンチがウチに来てからは、平等に愛してあげられなかった。 

            心では平等に愛してる・・・そう思っても、

        手をかけてあげる時間が少なくなったのは事実でした。

   ついつい、小さいパンチに目が行って、必ずしも平等ではなかった。

     一緒にいる時間が、減った事、撫でてあげる回数が減った事

                正直、自分で分かっていました。

     

           

 

           しかし、小鉄は変わらず無償の愛をくれました。

                  いっぱい癒してくれました。

    耳が遠いのに、私の車の音を聞くと 毎日、お出迎えもしてくれました。  

 

                   なのに・・・ なのに・・

                   ごめんね・・・  小鉄

          小鉄は、いっぱい、いっぱい 愛くれたのに・・・

             最後も、看取ってあげられなかった・・・

               こんな、おかしゃんを 許してね。

 

    

 

          苦しかった? 痛かった? 寂しかった? 

         なにもしてあげられなくて、本当にごめんね。

           気が付いてやれずに、本当にごめんね。

 

         

 

          小鉄にもらった、沢山の想い出は私の宝物。

           目つむったら、いつでも出てくるんだから・・・

            ウチの子になってくれて ありがとう・・・

          おかしゃんの子供になってくれて、ありがとう・・・

           おかしゃんのこと、嫌いにならないでね・・・

 

                  ごめんね・・・ 小鉄

 

    

 

       もう、腰も痛くないよね。   足も痛くないよね?

            ゆっくり寝てていいんだからね・・・

 

         そして、 虹の橋から、おかしゃんを 見ててね。

 

              ありがとう ありがとう ありがとう

 

                     小 鉄・・・

 

 

           

 

                    小鉄じいの事、

                  沢山可愛がって頂き

                    沢山ご心配頂き

                心より心より感謝申し上げます。

                 本当にありがとうございました。

 

 

           本日、午前11時、小鉄と最後のお別れです。


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