新 ちうごく じけんぼ ⑥ [家族旅行♪]
中国旅行記 西安・北京編 NO2
【恐るべし北京の冬・・・の巻】
二日目の朝、天候を気にしつつ ホテルの窓から外の様子をうかがった。
ひんやりとした雰囲気が伝わってくる。 どのくらい寒いんだろ?
そんな中、バスや自転車に乗った、通勤であろう人々がいそいそと走っていく。
以前来たときは、その自転車の多さに驚いたものですが、
最近はバス通勤が多いのだそうです。
ちょっと生活が豊かになったらしいです
今年は五輪もあるし、もっと変ってるだろ~な~
さて、まずは朝食・・・
ホテルの朝食バイキングで 皿てんこ盛りにしてくるじじばば・・・
アレもこれも、ほとんど全種類じゃないのぉ~?
旅の恥は掻き捨て・・・と言いますが、しかし恥かしいっつうの!!
余談・中国のホテルの朝食は必ずお粥があります。
それがすご~~くおいしいんです!
で、おかしゃん毎回 ゆかり(シソふりかけ)持って行くんですが
いつも不思議そうな顔で見られます。
お茶碗、紫色だからかなぁ~?笑
今日は 【 頤和園・いわえん 】 見学です!
案の定、外は超寒~い! こりゃ、高山人もびっくら!
ズボンは勿論2枚ばき、ホカロン背中に、帽子に手袋・・・
とガンガンの装備でいざ出発!!
話によると 結構広くて 歩かなきゃならないとの事。
ばば・・大丈夫かな?ちょっと心配しながら中へ・・・
入り口の所にまた、物売りの人がたむろしていました。
季節柄、スカーフ・マフラー・暖かそうな毛皮の帽子などなど・・・
私はその暖かそうな帽子にちょっと惹かれましたが、
(TV等でよく中国人のおじさんがかぶってる耳あて付の毛皮帽子です)
余りに大勢の物売りさんがいるので、値段を聞くのをためらってしまいました。
何せ 去年の桂林で 中国人の商売熱心さは痛感してますから・・・
【頤和園】は西太后が別荘として住んでいた所だそうで、
話通りすんごく広く、何百メートルだったか忘れたけど(多分800m?)
園の中を屋根つき 派手派手外廊下が続いていてました。
その屋根裏には色とりどりの絵巻物なんかが書かれてました(孫悟空とかいました)
また、園の中には湖があり、なんとガンガンに凍っていました。
寒いわけです!
その氷の上を 向こう岸へと歩く人が 時折転んでいました
この寒さの中、チャレンジャーだな~と感心しちゃいます!
( ざまぁ~みろ!と言ったかどうか・・・笑)
湖から吹き付ける風と、高山のように凍みる!
って感じがダブルで私たちを襲ってきます。
そのうち周りの景色に感動する余裕もないくらい顔はこわばり、
足はキンキン痛くなり、体中冷え切った私たちは、
動きもぎこちなく 出口目指していそいそ・・・(xx)
恐るべし北京の冬!
そのとき撮った記念写真には、マフラーで顔をぐるぐる巻きにした じじや、
トナカイ鼻になった私・・・全てを物語っているようです。
(3人とも顔、固まってます )
今回は専用車プランにした為、
食事はいつも私たちだけ3人だけのテーブルが用意してありました。
いらぬ心配は無いものの、なにやら寂しい気も・・・
少し離れたっ席に若い女の子2人連れがいました。
じじが 『あれは日本人や!どこ行くか聞いてみ?』
としつこく言うので私は渋々声を・・・。
(多分、桂林の時のように若い? お友達が欲しいのでしょう)
彼女たちは東京から来たらしく、
今から私たちが行ってきた頤和園に行くとの事。
私は思わず、あの半端ではない寒さを伝え
(思いっきり恐怖感与えちゃった!迷惑だったかも?)
席を離れました。
私たちは、食事中もずっと上着もマフラーも着けたまま・・・
きっと彼女らは
『 げっ!そんなに寒いの? マフラーも取れないくらい・・・』
そう思ったでしょう
お店の給仕のお姉さん達が綺麗な民族衣装やチャイナドレスを着ていたので
お願いして一緒に写真を撮ってもらい、
食事を済ませた私たちは【西安】へ・・・。
向こうの方が暖かい・・・ との話に気をよくしながら空港へ・・・。
ところが・・・ここでガイドさんから恐ろしい一言!!
『この先は僕、入れませんから・・・・』
前回の桂林では、飛行機の移動もガイドさんが
一緒に付いてきてくれたのに、何と今回は私達だけで
飛行機に乗らなくてはいけないとの事・・・!
うっそぉ~!
私は両親には大丈夫(^^)大丈夫と言いつつ、
心の中は不安爆発!!(XO)
(何故か中国内での移動には不安がある私、
だって周りに日本人が一人もいないもん・・・)
それに今回は他のツアー仲間もいないんだよ!
じじばばと私、3人だけだよ!
『向こうに着いたらガイドさんいますから・・・(^^)』
となにげに笑顔で背中を押され
『また、あさって会いましょう!』
との言葉を残し しずしずと飛行機に乗り込んだ。
幸い?機内食も無く1時間半ほどで西安到着。
とりあえず人の流れに付いていくしかない・・・。
出口付近、不安いっぱいででキョロキョロ(@@)
その時、見慣れた文字を掲げる男性の姿!
『ガイドさんだ!』
日本語で私たちの名前を振りかざしてくれていました。ふぅ~っ
これまた愛想の良い中年のガイドさん(^^)
二日間の西安滞在を北京同様、丁重にご挨拶(お願い)
を済ませ、夕食をいただくレストランへと向かいました。
ちょっと素敵なそのレストランには、日本語の勉強中だという
バイトの女の子が、あれやこれやとお土産を勧めてきます。
日本で言う養命酒のようなお酒や、七宝焼の妻楊枝入れ、
お酒を燗する鉄瓶等々・・・
これ・・買いました
あんまり一生懸命なので可哀想になり
(だって、値段交渉とかで、店長と私達の間を10往復以上・・・)
ついつい買ってしまいました(^^)
疲れと緊張でよくまわったお酒のせいもあるかも?・・・
(ビールはガイドさんに頼んで注文すると何故か?高くなる・・
と学習した私は、いつも自分で注文しました。2~10元は違いましたよ)
その後ホテルに到着。柔らかいベッドは両親に譲り、
私は少しギシギシする補助ベッドで・・・
(なんか背中いて~なっ!!かたがっとるにぃ~~!)
帰り際、寄り道頼んで酒屋さんで買ってきたビール片手に、
(1日の締めはビール・・・はずせません!)
(ホテルの置物と気取ってポーズとるじじ、たずな持ってます)
明日見学する【兵馬俑坑】への期待を胸に・・・・・
おやすみなさい(vv)
次回に 続く・・・
大事件はもう少し後ね!