小鉄・・・ [家族旅行♪]
昨日はバレンタインデーでしたが、
みなさん、HAPPYな1日すごせましたか?
今日は、小鉄を偲び この記事をUPします。
中国旅行記 西安・北京 番外編
【小鉄が危ない!!・・・の巻き】
親子3人、二度目の中国珍道中も なんとか無事終え、
雪深い我が家へ帰宅した私達。
前回は季節も良かったから、
愛犬 【小鉄】 は隣人に頼んで出かけたが、
今回は冬真っ只中・・・
と言うことも有り初めて 『ペットホテル』 なるものに預けることとした。
小鉄 (16歳・人間年齢93歳) にとっても初めての外泊!!
私は仕事が有る為
『 老犬だからお願いしますと 』
注意事項い~っぱい書いて、両親に頼んで連れてってもらった。
聞けばホテルのお姉さんに、シッポ振って、
振り返りもせず喜んで付いていったとの事・・・!
まったく 人間も犬も 若いおねーちゃんが大好きらしい!(++)
旅行中、ホテルに帰った時には
『小鉄いい子しとるかなぁー?寂しがってないかなぁ?』
などど 多少の心配はしたものの、ホテルだし大丈夫だろう・・・と思っていた。
我が家に着くなり、荷物だけ置くと 取り急ぎ迎えに走った!
私たちの顔を見てどんなに喜ぶだろう?!・・・ と楽しみに・・・。
『小鉄ちゃーん!迎えに見えたよー!』
とお姉さんが小鉄を連れてきた!(^^)
『 こてつぅー!いい子しとったかぁー?』
と駆け寄る私!
・・・が全く無反応 なんでぇ~? さみちい・・・
『 感動の再会 』 場面を想像していた私は拍子抜け!!
当の小鉄はいそいそと近くの電信柱に シィ~・・・! ついでにウOチ!
・・・が、あれ? なんだか小鉄太った?
と言うか、歩き方が・・・変?
・・・気のせいか・・・と思いつつ、その後もなんだか元気がない(。。)
やっぱり寂しかったから すねてるのかな?
チト寂しい再会を終え 御礼を述べ早々に家に戻った。
ところが・・・
次の日・・・ やっぱりなんかおかしい
夜 気になって 小鉄の様子を見に行った。
ふと体に触るとお腹がパンパンになっていた!
決して怒らない小鉄が、触るのを嫌がり 『 ウ~ゥ 』・・・
その後、みるみるうちに お腹が膨れ、とうとう立つことが出来なくなり
今度は苦しそうに 『ウォーンウォン』 と鳴きだした。
時間は9時過ぎ・・・
かかりつけの動物病院に電話するが勿論通じない・・・。
どうしよう!!
トイレに連れ出そうにも、足がバカになってダランダラン・・。
本人(本犬?)も歩きたくて頑張るが、足が言うことを聞かない!
引きずった足からは、血がにじんでいる。
抱っこしょうとすると、お腹が痛いのかひどく怒る!
『小鉄が死んでまう!!』
私は置いて旅行に行ったこと、ホテルに預けたことをひどく後悔した。
『ごめんな、小鉄・・』
早々ペットホテルに電話して、
何か異常無かったか聞いたが、あっさり 元気だった・・・との事。
そして、症状を話したら
『 大丈夫でしょう・・・ 水を飲むうちは死なない・・・ 』
バカヤロ~~!!
簡単に言うな!! まじムカついた!!
その晩は朝まで鳴き通し・・
寂しいのか? 不安なのか?
そばを離れると呼ぶように鳴きだす。
私は一晩中 そばについていたが 何もしてあげられない自分を責めた。
両親も心配して 何度も起きてきては撫でてあげた。
ようやく朝になり、歩けないからベットごと車に乗せ、
母に付き添いをたのみ診察時間を待ちわびて病院へと急いだ!
小鉄を見た瞬間先生が顔をしかめた。
『 ひどい状態ですね、とりあえず原因を調べて やるだけはやってみます・・・』
とても恐ろしい返事だった。
私は涙をこらえきれずボロボロ泣いて
『 助けてください!』 と懇願した。
こんなに泣いたのはいつ以来だろう?
後ろ髪をひかれつつ、私は会社へ・・・連絡を待った。
午後、連絡があり、私は先生の言葉を聞いて漠然とした!
『おしっこが 3リットル もたまってて、膀胱が普通の20倍にも腫れてました。
破裂しなかったのが奇跡です!危ないところでしたが、命は取り留めました』
胸を撫で下ろした・・
がその後一言・・・
『 でも、立てるように成るかはわかりません。
でも最悪車椅子もありますし・・・』 と・・。
最近 歳のせいか、お漏らしする事もあったりで、
ホテルの人にもお願いしていた。
可哀想に多分小鉄は、慣れない環境と寂しさのショックで
トイレ我慢してたんだ!
病院の先生も1日2日で溜まる量じゃないって言ってた。
その体の重みで、昔患ったヘルニアが再発!
だから立てなくなったらしい。
小鉄苦しかっただろうね!
仕事を終え、早々顔を見にいったら、エリマキトカゲみたいなの
(エリザベスって言うらしい)をつけられ、お腹はペタンコにへっこんでた。
しかし、自力でおしっこ出来るまで カテーテルで出すと言われた。
痛くないのかな? 溢れる涙を抑えきれず
『 ガンバレ!ガンバレ!』
と声をかけ (伝わったかどうかは定かでない?)
私はまた、先生に全てを委ねるほかなく すごすごと帰った。
次の日、様子を聞く為に 先生に電話したところ
『 あの後 (私が帰った後) 3時間 可哀想なくらい鳴きっぱなしでした。
だから 面会は控えてください 』 って・・・。
小鉄寂しいんや・・・ 家に帰りたいんや・・・
でも鳴くと疲れるから我慢しなきゃいけない。
辛い日々が続いた。
そして 入院4日目
『 自力でおしっこ出来るようになって、立てるようになりました!』
と電話が・・! 良かったぁ~!
翌日一応退院したが、足はフラフラ・・・まともに歩けない。
神経を圧迫してるらしく、レーザー治療が必要で、
毎日の通院が条件だった。
でも、やっぱり 我が家がいいらしく、
フラフラながらも少し元気がでてきた。
それから通院の日々が始まった。
毎日仕事が終わってすぐ・・・。
時には人に 『お犬様!』 と皮肉を言われながらも、
母と二人約3ヶ月ちょっと通い続けた。
お金も時間も随分使った。
でも、小鉄を置いて行った自分への責任。
今はようやく元の小鉄に戻り元気にしている。
もう置いてきぼりにしないからね・・・。
★ 急に環境が変る事が、相当のストレスになると思います。
小鉄の場合も、多分それが大きな原因だったのではないかと・・・
皆さんも、ホテル等に預けなければならない時は、
前もって少しずつ慣らすなどの方法をお勧めします。
昨日14日 バレンタインデーは、小鉄の命日でした。
これから2年後の去年 2月14日 小鉄 永眠しました
苦しむ事無く、眠るように・・・
今のパンチと同じように、18年もの長い間
おかしゃん一家に癒しを与えてくれた小鉄・・・
今頃きっと、虹の橋の上で、寝てるだろうな・・・
ありがとう小鉄・・・そして安らかに・・・
(入院前のこ小鉄じい)
(パンチと初対面の時の小鉄じい)
★ 長々、我が家のボロボロ話しに お付き合いくださり
感謝いたします。
ありがとうございました。