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おんしぇんでしゅ♪ [家族旅行♪]

 

 

さてさて・・

【 妻籠・馬籠 】 で、昔の中仙道の旅を終えたおかしゃん一行

本日のお宿へと・・・

 

今回お世話になったのはコチラ!

 

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(じじばば・顔が・・・汗)

 

【 恵那ラジウム温泉 】 さん

近場でワンコOKのところ、もう1件、民宿あったんだけど

この【 温泉 】の文字に惹かれてこちらに・・・

 

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また、じじの足にも良さそうだし、お部屋も離れと言う事で楽そうだしね。

(何棟も離れがある、すごく広い旅館でした)

二間続きの部屋に、外にはデッキが・・・

周りは森林に囲まれ、とっても長閑なとこでしたよ。

 

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【 ぼく おとまりに ちたでしゅ!】

 

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居間?には、コタツがあり、家にいる雰囲気でのんびり・・・

夜は冷え込んで来たので、結局 ここにお布団敷いて、

みんなで雑魚寝しました!笑

 

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そして、パンチにも浴衣貸してくださいました。

 

【 ぼくも ゆたたちて りらくしゅ・・・ 】 

 

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『 パンチ・・・ お腹空いた露やろ? ほれ、パンあげるよ 』

 

【 あ! めろぱんだ!】

 

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【 どれどれ・・・ おいちかな? 】 

 

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【 じじばば! おっちい ぱん もらたでしゅ!】 

 

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【 でも、いまは たべなでしゅ・・・ 】 

 

 

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【 ほりほりちて かくちておくでしゅ・・・】 

 

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【 おしょ・・・おしょ・・・ これで ばちり!】

 

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『 パンチ・・・ あんばよう(上手に)隠せたか?』

 

【 あ・・・ じじばば みてたでしゅか?】

 

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【 やばい・・・ ちなう とこに かくしゃないと・・・】

 

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【 おし・・・ ここなら じぇたい みちゅから ないでしゅ 】 

 

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パンチは、初めてもらう大き目のオヤツは、よくこうして隠すんです。

それも、鼻でキュンキュン 悲しそうな声だしながら・・・笑

 

『 じゃあ、ご飯に行こうか! 』

 

こちら、夕食は個室でワンコも一緒に食べられます。

で、今回のお料理!

 

なんと、ぼたん鍋のコースでした!

秋には、松茸尽くしのコースとかもあるようです。

 

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そして、岩魚の塩焼き

焼き立てで持って来てくれて、すごく美味しかったです!

 

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そしてこれは、鴨のお刺身!酢味噌で頂きます。

おかしゃん、初めての体験でした!

 

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そしてこれ・・・何だか分りますか?

なんと!蜂の子です!

高山でもあるけど、おかしゃんは流石に・・・

ばばは、旨い旨いといって食べてましたが・・・汗

 

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そして、こちらは、長いもの茶碗蒸し

これも、初めて食べたけど まったりしてて凄く美味しかったです!

 

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お鍋もだんだん煮えてきて・・・

でも、お肉にちょっと臭みが・・・

以前 ケメママさん に頂いたのは 全然臭くなかったのに~~!

だから、大分 残してしまいました。 残念っ!

 

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そのころ、うちのお坊ちゃんは・・・

 

 

 

床の間の置物になってました。

 

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【 ぼくは めろぱんで おかしゃんたちは ごちしょ・・・ 】 

 

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『 わかってる・・・って! パンチにもお裾分け・・・ 鴨さんだよぉ~~!』

 

【 しょなこと いて ほとに くれるの? また みしぇるだけなんじゃ・・・? 】

 

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『 やるよぉ~~! ほれ、食べてみっ!』

 

【 かもしゃん! ぼく はちめて!! 】

 

『 おかしゃんもだよ! ほれほれ・・・』

 

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・・・と、パンチにあげたものの、匂いだけかいで 食べませんでした。

最近の好き嫌いには 本当に手焼いています。

 

『 じゃあ、お腹もいっぱいになったし、温泉いくよぉ~~!』

 

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『 ありゃ? 旅館の人 浴衣 間違えとるぞ・・・』

 

・・・・とじじ。

そう! こちらの浴衣 なんと 真っ赤っかぁ~~!

じじ、こんな派手な赤い服 還暦以来やわ!笑 

 

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そして、このお方・・・

部屋に帰るなり、いそいそと・・・

 

【 ぼくの めろぱん たちか ここに・・・ 】

 

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『 パンチ~~ メロンパン あったぁ~?』

 

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【 あ・・・ おかしゃん みてたの?】

 

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『 うん・・・ ず~~っと前から 』 

 

【 ぼくの ひみちゅ だたのに・・・ 】

 

 

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でも、結局このパンも食べることなく(勿論ご飯も)

ささみジャーキが ご飯になったパンチです。

 

さて・・・ おかしゃんは 温泉に~~♪

出るとき 誰もいなかったので、温泉 盗み撮りしてきましたっ!

 

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そして、脱衣所で記念撮影?

 

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翌朝・・・

 

 

『 パンチ・・・ おかしゃん達 ご飯食べてくるで おりこうさんしとってな 』

 

【 やでしゅ! ぼくも ちゅいてくでしゅ 】

 

こちら、朝食は食堂なので、パンチはNG・・・

可哀想だけど お留守番です。

するとパンチ 今まで聞いたことのない悲しい声で キャン!

あんな声は初めてだったので、本当に寂しかったんでしょうね。

3人は 後ろ髪引かれながら、そそくさと朝食に・・・

 

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そして、朝ごはんはこちら!

雑穀米のご飯に 湯豆腐・鮭等・・・

トマトはフルーツトマトで甘くて美味しかったです。

 

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しかし、ゆっくりなんか食べていられませんっ!

3人ともパンチが気になって気になって・・・

 

『 パンチが待っとるで せれと(早く)食って行くぞ!』 

 

会話すらなく、もくもくと食べ じじが1番乗りで先にお部屋に帰りました。

 

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部屋に戻ると、パンチ コタツの中で、涙浮かべて 拗ねていたそうです。

 

さ・・・お宿を後にし

今日の目的はおかしゃんが行きたかったアソコ! 

 

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【 ちょうは おかしゃんの よろこぶとこ いくでしゅ!】

 

さて、どこだか分りますか~?

 

続く・・・

 

 


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妻籠・馬籠 ② [家族旅行♪]

 

 

ちのの ちゅじゅち でしゅよ!  

 

妻籠を後にし、次に向ったのが馬籠宿

こちらも、妻籠と同じ宿場町なんですが・・・

 

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【 しゅのく きゅな しゃかみち でしゅ~ 】

 

ずぅ~~~っと下まで続く石畳・・・

思わず帰りの心配が・・・

 

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じじばば ゆっくち ゆっくち ちてくだしゃい・・・ 

 

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ほら・・・ くるくる まわてるでしゅよ! 

 

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 ここは ゆめな しゃか(作家)しゃん とーしょん(藤村)ちねんか。

おあけまえ(夜明け前)・・・てのが ゆめでしゅ。 

 

 

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じじばば だじょぶ? ちゅけ(休憩)しながら いくでしゅ 

 

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じじが たぬちしゃんと ちゃちん とてくれ・・・て。 

 

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 しょちて ちゅいにでた!

おかしゃんたちの おいちものでしゅ。

ボクは ちらくなるから みないふりしゅるでしゅ。

名物 五平餅!1本100円

高山にもあるけど、形が団子みたいでしたよ。

 

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 しょちて こどは ごはん

ボクも はいて いいよ・・・て おみしぇ しゃがちて はいたでしゅ。

ここは ちらきやしゃん(白木屋)

おかしゃんは、おしょばしぇと はぴゃごじえん(¥850)

 

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ばばは、とろろしぇと しぇんちゃくえん(¥1100)

じじは うどしぇと たべたでしゅ。

 

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 あと、ここの かぺ(かっぺ)しゃんも てらしゅなら わこ おけ でしゅ。

でも、ちしゃてん(喫茶店)だから、ごはん なかたでしゅ。

 

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しょちて、かえり・・・

じじもばばも あよ いたくて しゃかみち のぼれなから

おかしゃん ちとりで のぼて

ぶぶ もって むかえにちてくれまちた。

おかしゃん 『 ちんでまう~~ (死んでまう)』・・・て いてまちた。

ありやとでしゅ。

 

しょちて、まだじかん たぷりあるち

おかしゃんが ぼくのために  なびで しゃがちて

ちゅれてて くれたのは ここ! 

 

 【 ふれあ ぼくじょ 】でしゅ!

 

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 【 やた! ここなら らんらん でちるでしゅ 】

 

でも、ぼく あしゃごは たべて なかたから おなか ぺこぺこ・・・

 

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しょちたら おかしゃんが かてくれたでしゅ! 

 

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 【 いただちましゅ!】

 

【 あ・・・ おかしゃん? これ ひだじゅ しゃんじゃ なでしゅよ。】

 

『 パンチ ここには飛騨牛串は無いの! ぶたしゃんで 我慢して 』

 

最近また、拒食のパンチ・・・この日もご飯食べずに出発。 

で、お店の人に頼んで、塩コショウ無しで焼いてもらいました。

 

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【 しょっか・・・ ここは ちだじゃ ないからね 】

 

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 ぼく、 ちょこと おなか ふくれて・・・

 

【 これからは ぼくの じかんでしゅ~~ 】

 

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 【 やほほぉ~ ちもち いでしゅよ~~ 】

 

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 【 じじ・・・りど はなちて くだしゃい 】

 

『 パンチ・・・ ここは 離すと叱られるで 我慢やぞ 』

 

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 【 わかたでしゅ! ぼく がまんしゅるでしゅ~ 】

 

『 こらパンチ! それ、パンチのじゃないにぃ~~ 』

 

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 【 あはは・・・ また おかしゃんい ちかられ ちゃた 】

 

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【 しょちて これが おちおき・・・ こわいでしゅ! 】 

 

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 しょちて、ここには いぱい どぶちゅしゃんが いたでしゅ。

こやにしゃん(子ヤギ)や、うさちゃ(うさぎ)と おしゃぽ(お散歩)でちるでしゅ。

 

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 【 ちみ・・・ ぼくに ちょこと にてるね 】

 

『 ぼく そんな はなぺちゃじゃ ないもん!』

 

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【 あ・・・ おましゃん こにちわ・・・】

 

『 おまえ・・・ おもしろい顔してんなぁ~ どれどれ  』

 

 

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【 うわぁ~! ぼく おいちくないから  たべないで くだしゃいよ!】

 

 

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一瞬 パンチ噛まれたかと心配しました。

このあと、ちょっと怖かったのか 一吠え わんっ! 笑

 

ぼく・・・ ちょこと びくり しちゃたでしゅ。

でも、たのちかった・・・

 

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 『 じゃあ、ボチボチ お宿に向おうか・・・』

 

【 はい・・・ ぼく ちかれたでしゅ・・・】

 

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ちゅじゅきは また あちた・・・

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妻籠・馬籠 ① [家族旅行♪]

 

 

 

【 ごるでん い~~くでしゅよぉ~~!】

 

 さてさて・・・ GW 第1弾イベント!

おかしゃん、タン子さん初遠出で、

事故無いよぉ~に! 道に迷わんよぉ~に!(ナビあってもです!)

手に汗握りながらの運転![車(RV)][あせあせ(飛び散る汗)]

 

【 れちゅご~でしゅ![ダッシュ(走り出すさま)]

 

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ハカハカパンチもこの通り健在![あせあせ(飛び散る汗)]

 

【 だて おかしゃんの んてん きんちょしゅるでしゅ~ 】

 

ま、確かにそれは言えるかも・・・ 

と言う事で、おかしゃん一家 行ってまいりました!

今年初めの奥飛騨温泉 [いい気分(温泉)]以来の家族旅行。

今回は、じじが前々から行きたい~行きたい~と言っていたコチラ!

【 妻籠・馬籠宿 】 です!

 

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途中、道の駅に寄り道しながら・・・ 

 

【 ぶち ちまごに とちゃしたでしゅ! 】

 

ここからは、パンチが(パンチ語にて)ご案内いたします。

 

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ここは むかちの ちくば(宿場)まち

なかしぇんど(中仙道)・・・いうでしゅ。

 

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なんか、どかに にてるな・・・と おもたら

たかやまの ふるいまちなに みたな とこでちた。

 

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じじも ちゅえちゅいて がばて あよちてるでしゅ

 

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【 じじ~ ゆくちで いから ちをちけて くるでしゅよ~】

 

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じじのあよも よくなて・・・

 

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こちて かじょくで おでかけ・・・ 

よかたでしゅ~♪

 

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ここは むかちの ゆびんちょく

ぽしゅとも こなの でしゅよ!

 

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むかちの りょか(旅館)が いぱい ならでるでしゅ 

ちと、 みとこもんしゃま(水戸黄門)も ちたでしゅ。

 

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このち しゅのく い おてんちで・・・

 

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ぼくは あちゅかたから かわに はて くるだん しまちた。

 

【 ちべたくて ちもちいでしゅ~ 】

 

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ふちの おはなが まんかで ちれ~でちた。

 

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【 こにちは!  い おてんち だね 】 

 

とちゅ にゃんこしゃんが ボクみて おこてたでしゅ・・・

どちてだろ?

 

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ばば・・ しゅのく うれちしょな かおちてましゅ

 

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でも・・・ ほというと ぼくは ちゅまんない・・・

 

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だて・・・ ランラン でちないち・・・

 

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 おいちもの ないち・・・ 

 

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でも、 じじもばばも たのちしょだから・・・

 

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ぼく うれちい・・・ 

 

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しょちて これから まのめ(馬籠)に むかたでしゅ・・・

 

 

GWイベント 第一弾の旅行から帰り、

翌日は第二弾 ・ 嬉しいお友達来高と

嬉しい3日間を過ごし

やっとで落ち着いてPC開けました。

ネタもどっさり溜まっており

GWイベントも 第4弾まで・・・むふっ

記事もイマイチ手抜きぎみ・・・汗

また、訪問・コメ等 ご無沙汰で申し訳ありませんが

ボチボチ再開していきますので

宜しくお願いいたします。

 

 


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小鉄・・・ [家族旅行♪]

 

            昨日はバレンタインデーでしたが、

        みなさん、HAPPYな1日すごせましたか?

        今日は、小鉄を偲び この記事をUPします。

 

          中国旅行記 西安・北京 番外編  

 

           【小鉄が危ない!!・・・の巻き】

 

       親子3人、二度目の中国珍道中も なんとか無事終え、

            雪深い我が家へ帰宅した私達。

              前回は季節も良かったから、

        愛犬 【小鉄】 は隣人に頼んで出かけたが、

                今回は冬真っ只中・・・

  と言うことも有り初めて 『ペットホテル』 なるものに預けることとした。

     小鉄 (16歳・人間年齢93歳) にとっても初めての外泊!!

               私は仕事が有る為 

           『 老犬だからお願いしますと 』

  注意事項い~っぱい書いて、両親に頼んで連れてってもらった。

         聞けばホテルのお姉さんに、シッポ振って、

       振り返りもせず喜んで付いていったとの事・・・!

    まったく 人間も犬も 若いおねーちゃんが大好きらしい!(++)

          旅行中、ホテルに帰った時には 

     『小鉄いい子しとるかなぁー?寂しがってないかなぁ?』

 などど 多少の心配はしたものの、ホテルだし大丈夫だろう・・・と思っていた。

 

     我が家に着くなり、荷物だけ置くと 取り急ぎ迎えに走った!

    私たちの顔を見てどんなに喜ぶだろう?!・・・ と楽しみに・・・。

            『小鉄ちゃーん!迎えに見えたよー!』 

            とお姉さんが小鉄を連れてきた!(^^)

            『 こてつぅー!いい子しとったかぁー?』 

                    と駆け寄る私!

         ・・・が全く無反応  なんでぇ~? さみちい・・・

     『 感動の再会 』 場面を想像していた私は拍子抜け!!

   当の小鉄はいそいそと近くの電信柱に シィ~・・・! ついでにウOチ!

          ・・・が、あれ? なんだか小鉄太った?

               と言うか、歩き方が・・・変?

    ・・・気のせいか・・・と思いつつ、その後もなんだか元気がない(。。)

           やっぱり寂しかったから すねてるのかな?

         チト寂しい再会を終え 御礼を述べ早々に家に戻った。

 

                     ところが・・・

            次の日・・・ やっぱりなんかおかしい  

           夜 気になって 小鉄の様子を見に行った。

          ふと体に触るとお腹がパンパンになっていた!

        決して怒らない小鉄が、触るのを嫌がり  『 ウ~ゥ 』・・・

    その後、みるみるうちに お腹が膨れ、とうとう立つことが出来なくなり

        今度は苦しそうに 『ウォーンウォン』 と鳴きだした。 

                  時間は9時過ぎ・・・

        かかりつけの動物病院に電話するが勿論通じない・・・。 

                 どうしよう!!

       トイレに連れ出そうにも、足がバカになってダランダラン・・。

      本人(本犬?)も歩きたくて頑張るが、足が言うことを聞かない!

             引きずった足からは、血がにじんでいる。

         抱っこしょうとすると、お腹が痛いのかひどく怒る!

                 『小鉄が死んでまう!!』

     私は置いて旅行に行ったこと、ホテルに預けたことをひどく後悔した。

                  『ごめんな、小鉄・・』

               早々ペットホテルに電話して、

       何か異常無かったか聞いたが、あっさり 元気だった・・・との事。

                 そして、症状を話したら

           『 大丈夫でしょう・・・ 水を飲むうちは死なない・・・ 』

 

        バカヤロ~~!! 

            簡単に言うな!! まじムカついた!!

               その晩は朝まで鳴き通し・・

               寂しいのか? 不安なのか? 

            そばを離れると呼ぶように鳴きだす。

    私は一晩中 そばについていたが 何もしてあげられない自分を責めた。

         両親も心配して 何度も起きてきては撫でてあげた。

         ようやく朝になり、歩けないからベットごと車に乗せ、

      母に付き添いをたのみ診察時間を待ちわびて病院へと急いだ!

 

            小鉄を見た瞬間先生が顔をしかめた。

 『 ひどい状態ですね、とりあえず原因を調べて やるだけはやってみます・・・』

               とても恐ろしい返事だった。

            私は涙をこらえきれずボロボロ泣いて

               『 助けてください!』 と懇願した。

             こんなに泣いたのはいつ以来だろう?

         後ろ髪をひかれつつ、私は会社へ・・・連絡を待った。

 

         午後、連絡があり、私は先生の言葉を聞いて漠然とした!

   『おしっこが 3リットル もたまってて、膀胱が普通の20倍にも腫れてました。

   破裂しなかったのが奇跡です!危ないところでしたが、命は取り留めました』

                    胸を撫で下ろした・・

                   がその後一言・・・

         『 でも、立てるように成るかはわかりません。

              でも最悪車椅子もありますし・・・』   と・・。

          最近 歳のせいか、お漏らしする事もあったりで、

                 ホテルの人にもお願いしていた。

        可哀想に多分小鉄は、慣れない環境と寂しさのショックで 

                   トイレ我慢してたんだ!

         病院の先生も1日2日で溜まる量じゃないって言ってた。

            その体の重みで、昔患ったヘルニアが再発!

                  だから立てなくなったらしい。  

                 小鉄苦しかっただろうね!

 

       仕事を終え、早々顔を見にいったら、エリマキトカゲみたいなの

     (エリザベスって言うらしい)をつけられ、お腹はペタンコにへっこんでた。

      しかし、自力でおしっこ出来るまで カテーテルで出すと言われた。

            痛くないのかな? 溢れる涙を抑えきれず 

                『 ガンバレ!ガンバレ!』

            と声をかけ  (伝わったかどうかは定かでない?)

       私はまた、先生に全てを委ねるほかなく すごすごと帰った。

 

            次の日、様子を聞く為に 先生に電話したところ

   『 あの後 (私が帰った後) 3時間 可哀想なくらい鳴きっぱなしでした。

           だから 面会は控えてください 』    って・・・。

          小鉄寂しいんや・・・ 家に帰りたいんや・・・

          でも鳴くと疲れるから我慢しなきゃいけない。 

                    辛い日々が続いた。

 

                  そして 入院4日目

    『 自力でおしっこ出来るようになって、立てるようになりました!』

              と電話が・・! 良かったぁ~! 

      翌日一応退院したが、足はフラフラ・・・まともに歩けない。

         神経を圧迫してるらしく、レーザー治療が必要で、

                毎日の通院が条件だった。

            でも、やっぱり 我が家がいいらしく、

             フラフラながらも少し元気がでてきた。

              それから通院の日々が始まった。 

                毎日仕事が終わってすぐ・・・。

         時には人に 『お犬様!』 と皮肉を言われながらも、

              母と二人約3ヶ月ちょっと通い続けた。

                  お金も時間も随分使った。

            でも、小鉄を置いて行った自分への責任。 

             今はようやく元の小鉄に戻り元気にしている。

              もう置いてきぼりにしないからね・・・。

 

      ★  急に環境が変る事が、相当のストレスになると思います。

        小鉄の場合も、多分それが大きな原因だったのではないかと・・・

            皆さんも、ホテル等に預けなければならない時は、

           前もって少しずつ慣らすなどの方法をお勧めします。

 

      昨日14日 バレンタインデーは、小鉄の命日でした。

      これから2年後の去年 2月14日 小鉄 永眠しました

            苦しむ事無く、眠るように・・・       

             今のパンチと同じように、18年もの長い間

            おかしゃん一家に癒しを与えてくれた小鉄・・・

            今頃きっと、虹の橋の上で、寝てるだろうな・・・

      ありがとう小鉄・・・そして安らかに・・・

 

                 

                   (入院前のこ小鉄じい)     

            

               (パンチと初対面の時の小鉄じい)

                   

          ★ 長々、我が家のボロボロ話しに お付き合いくださり

                    感謝いたします。

                  ありがとうございました。

 

 


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新 ちうごく じけんぼ⑩ [家族旅行♪]

 

           中国旅行記 西安・北京編  NO6 

 

          【 どこまで増えるの?・・・の巻き 】

 

          悪夢のような 迷子事件から一夜明け

            私達は中国最後の日を迎えた。

     この日も朝から深々と冷え込み、私たちの体を震えさせた。

       今日は北京のメイン観光 【故宮・紫禁城】 と 

           【万里の長城・八達嶺】へ行く。(^^)

 

      どちらも足がものを言う見学・・・母の足が少々心配だが、

      先日の西安の大雁塔のはりきり!もあるし大丈夫か?

 

            まずはホテルの近くの故宮から・・・ 

        私が初めて中国に来て感動したのがこの故宮だった。

      当時、映画の『ラストエンペラー』と、(正しくは、ジョン・ローン)

      その音楽に魅せられた私にはとても感慨深いものがあった。

         想像はしていたものの、その広さに唖然!

      幾重にも連なる屋根の波、外の世界と遮断する高い壁、

       壁の外側には真っ直ぐな道がどこまでも続いている。

 

    

 

      自転車で走り回る皇帝の映画のシーンが甦ってくるようだ。

         (ジョン・ローン・・・カッコ良かったもんなー)

         両親もやはりその広大さに圧倒されたようで、

              首を上下左右忙しく動かしていた。

 

    

 

             ガイドさんの詳しい説明にやっぱり  

             『 ほぉ~!ほぉ~! 』  の連続。

         ま・・・日本に帰った頃は 忘れてるだろうけど・・・

 

   

 

    母の足も、なんとか大丈夫だったし、見せてあげられて良かった!

 

           故宮を後にし、次は【万里の長城】へ・・・。

 

    以前来た時と比べ、道がすごく良くなっていることにまず驚き!

              高速道路みたいやぁ~~!

  (7年もまえだから当たり前かぁ!そうそう・・たしかあの時工事してたっけ!

              驚いたのは工事してるおじさんが、

         背広姿にヘルメットでスコップ持ってたんだ!)

 

       長城はうっすらと雪化粧をしており、また違った趣がありました。

        この日、観光客が滑らないようにと?兵役の若者たちが

          先輩に叱られながら竹ぼうきで除雪をしていました             

          しかし、寒さに加え風が強く、チョーさぶいっ!!

         両親は、高山から持っていった100均カッパで防寒!

         ところが、寒さで硬くなってて 着たとたん バリッ!

           記念写真にはビリビリのカッパを着た父が

       その寒さを物語っています。少し情けない姿です・・(++)

 

   

 

          万里の長城には二つの登り口があるそうで、

          一つは男坂、もう一つは女坂だそうです。

            男坂は距離は短いけど勾配が急で、

         女坂はゆるいけど少し距離が長いそうです。

        私達は勿論女坂から挑戦です!! さあ!いざ出発!

 

    私や父・・・時にはガイドさんや、知り合った別のツアーのお姉ちゃんに

                 手をひかれながら登る母・・。

          みんな 最初は辺りの景色など見ながらお喋り・・・

                   の余裕もつかの間。

                 息は上がり、足が前に出ない!

                 寒いはずなのに汗ばんでくる。

              約3分の2まで母は頑張ったがリタイヤ! 

             ここまで来れたら上等!良くやった!(^^)V 

 

          

 

                 私も一歩一歩がやっとに・・・。

                      ところが・・・

                私の前方をスタスタ登る父!

                    お姉ちゃんが 

                『おじいちゃん!スゴイ!』 

                   と目を丸くしていた!

                   それどころか父は私に 

           『 大丈夫か? 』 と手を差し伸べてくれ(++)

                 昨夜のお詫びかぁ~?笑

                私は父の手を借り背中を押され・・・ 

                いろんな意味で 恐るべし74歳!

 

                改めて父の体力?脚力に感心!!    

                (昨夜は泣いてたのにねぇ・・・苦笑)

 

                      頂上に着き 

   (と言っても、観光客が目指す頂上であり、ホントの頂上は遥か彼方です)

         何故かそこには記念写真のために 『 らくだ 』 がいた。

        ガイドさんに聞いたら、毎日この坂を登ってくるらしい・・・

              なんだかとても 可哀想な気がした。

 

              遥か遠くまで続く その道のりを眺め、

             改めて昔の人の偉大な力に感動を覚え、

           私達は足元に気を配りながら、そろそろと下界? 

                    へと戻って行った。

 

           下界にはお決まりの 物売りの人達がたくさんいた。

          そのなかに、先日 『 頤和園 』 で私の目にとまった

                   あの暖かそうな帽子が・・・!

                    『 やっぱり欲しい!!』

                      私の決意は固まった!

                    おばさんと値段交渉開始!

          結果 1000円と すこし腑に落ちない金額ではあったが、

            登頂の疲れと、寒さのせいもあり あっさり妥協。

         しかし思ったのは、こんなんだったら初日に買っとけば

           早くから暖かくいられたのに・・・  私ってバカ!

 

       おばさんは気を良くしたのか、それからスカーフを勧めてきた。

             『 シルク!シルク! 5枚で1000円 』

                  『 いらない!不要!不要!』 

                と断るがなかなか引き下がらない。

                  そのうち 5枚で¥1000

              10枚で¥1000に・・・  20枚に・・・

                   最終的にはな・な・なんと! 

                50枚 + 絵葉書!!=¥1000!!

 

           おばさん!・・・ いったい原価はいくらなの???

 

          車に乗るまで、おばさんはスカーフの山を握りしめ、

                  ピタリと付いてきたが、

                ガイドさんにきつ~く追い払われ 

             寂しそうに帰っていった。(ちょっと気の毒)

       あの寒さの中、彼らは毎日こうゆう日々を送っているのだと思うと、

               改めて中国人の熱意?と気力? 

         おまけに物価の違いを思い知らされた私だった・・・!。

 

 

          最後の夜はショーを見ながらの北京ダックの夕食!

 

   

   

 

     じじ・ばばは手をたたきながら、最後の夜を楽しんでいた♪

         ショーの1つに酔っ払いが字を書く物語があり、

          その書いた書をばばがもらえて大満足!

           帰ってから またまた額代 出費!!

 

      

 

      そんなこんなで 西安・北京の旅ももう終わり・・・

   今回も なんだかんだハプニングの連続だったような気がする。

 

     最後の晩、ホテルで両親と 旅の思い出話をしていたら 

              じじが一言・・・

 

     『 まだ帰りとうないなぁ~  もう1-2泊したいな!』

                 って・・・

 

        あのさ~ 夕べ死ぬ思いして泣いてたの誰?

         もう懲りた・・・って言ってなかったっけ?

              思わず母と爆笑です!!

          でも、そう思ってくれて良かった~~

            またいつか3人で来ような!!

 

        そう笑いながら、やっぱり荷物と格闘しながら

         北京の夜が静かに更けていったのです・・・。

 

    

  
            (出発前の最後の観光!天安門にて)

 

                  

              中国 旅行記    お・わ・り

 

                    追   記

              またまた珍道中の旅だったけど、

       思い出いっぱい作って無事日本の地に帰れた私達でした。

                  長々と書いてしまいましたが、

       最後まで読んでくれた方々にお礼を申し上げたいと思います。

                     謝謝大家!  

 

     さて・・・ 1人留守番で、初めてのペットホテルにお泊りの愛犬

        【 小鉄・当時16歳(人間年齢93歳】 は元気かな?

                事件は日本でも起こっていた・・・

 

                 次回 番外編に 続く・・・

 

 


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新 ちうごく じけんぼ⑨ [家族旅行♪]

 

 

            中国旅行記 西安・北京編  NO5 

 

          お待ちかね・・・?

 

   【 王府井 大事件!! ・・・の巻き】

      (長い話になりますが、是非最後まで聞いてください!)

 

 

         空港でのハプニングを何とかクリアした、おかしゃん一家は、

            西安を後にし、 北京へと戻って来た。

          空港で待っててくれたガイドさんとも、難なく会え

              ホテルに早ばやと着いた私達は、

      ホテルの近くの【王府井・わんふーじん】を散策することに・・・。

     北京一の繁華街であるその通りは、夜になると歩行者天国になり、

        夜遅くまで多くの人達が買い物などを楽しんでいます。

             お洒落な店やデパートも数多くあり、

           また、ある通りには露店がずらりと並んでいます。

            (多分 50店舗以上はありましたよ)

               しかしそこには、さすが中国!

                   目を疑うものが・・・

          な・な・なんと 『 ねずみの串焼き~~~!!』 

       その上 なにやら異様な?臭い(香辛料でしょうが)も漂い 

       私達は何か踏みいってはいけない空間に来てしまった・・・  

                  そんな気持に・・・


     

 

        だって、ねずみの串焼きを、美味しそうにカブリ付く

        若いおねーちゃんの姿・・・ちょっと異様でしょ~?

 

        通りには胡弓を弾きながら歩く息子の袖をつかみ

       (ストリートミュージシャン・・ってやつ?それとも流し?)

      お椀のようなお金入れを手に、ヨロヨロと付いていく老婆・・・。

                 何か切ない光景です。

      陰と陽・新と旧・富と貧・・・ 全てが入り混じった不思議な街・・・。

 

            そして私達はとある大きなデパートへ・・・

     洋服から電化製品、地下にはやっぱり食料品・・日本と同じです。

             ただ商品は少し?違いますが・・(QQ)

           中国らしいお菓子などのお土産を買いこみ、

     あとはホテルで飲むビールの調達しなきゃ!と、食料品売り場へ・・・

     なんとビール1本2-3元からあります。(日本円で30円くらいから)

              安さに感動し、うはうはのおかしゃん!

      全種類のビールを買い込み (といっても5.6本です、あしからず)

               大満足で、意気揚々と店を出た。

 

                      ところが!

 

         店の外で待っていたはずのじじの姿が見当たらない!!

 

            ばばに   『 どこ行ったの?』   と聞いても 

              『 知らん!ここに居たはず・・』 

                      との答え・・・

           そう言えば ばばも、おかしゃんと同時にお店に入った。

                     ってことは・・・

 

             まじぃ~~~~?!

 

                もぉ~~!なんで待っとらんのや・・・

             母に  『 ここでじっとしといて!』  と告げ 

            しゃ~ないなぁ~ どこふらついとるんやろ・・・

                  ・・・・と その時は思った。

           ところが、失踪元である地下の食料品売り場は元より、

          デパート中、何往復も探し回るがどこにも姿がない!!

 

                       まさか外へ・・・

                 背中に冷たいものが走った。

             まさかとは思いつつも、デパート付近を捜索! 

            しかし、じじらしき姿は、どこにも見あたら無い・・・。

            もう、パニクリ状態で 必死丸見えのおかしゃん・・・

 

          そのとき、一人の若い男の人が声をかけてきた。

      しかし私は、その時 そんな知らない人を相手にしている余裕 ゼロ!

           一生懸命話しかけてくる、その若者を無視して

                   あたりを必死に探した。

              ふと気付くとその若者は彼女連れ・・・

                  いったい何の用だったの?

        しかし、その時おかしゃんは、そんな事考える余裕など無かった。

         そして二人は、何か腑に落ちない顔をして、去って行った。

 

          途方にくれた私は、とにかく誰かに助けを!・・・と

       見るから無愛想で怖そ~うな警備員のお兄さんに声をかけた。

                  ただでさえ未熟な語学力。 

            その上パニクッているから勿論通じない (xx)

             筆談とジェスチャーで何とか理解してもらい、

       (父が迷子・・・ 年は74歳の老人・・・ 服は茶色で帽子被ってる)

         私はインフォメーションカウンターへと連れられて行った。

 

              そこには、顔は超綺麗で可愛いけど

         すんげー感じの悪いお姉さんが

、           面倒くさそうに私の話を(筆談)聞き

            警備員に何やら文句らしきを言っていた!

        多分、(なに?この日本人・・・何言ってるかわかんない!

           それに、あたし面倒なのいやだから!)みたいな・・・汗

               それに対し、警備員のお兄さんは、

          多分(そんなの仕事だろ!どうしたらいいか考えろ!)

             みたいな会話をしていたと思う・・・(想像)

 

     警備のお兄さんは、顔は怖かったけど優しかった。 訂正しお詫びします。

            筆談で(おかしゃんヒヤリングが特にダメなんで)

                『 公安(中国の警察)呼んでいい?』

                        と言われ

           それはちょっと 大事やろ~~~!?・・・と思い

            『 その前にガイドさんに連絡とってください!』 

          ・・・と、もらっていたガイドさんの名刺を渡してお願いした。

         幸運にもガイドさんと連絡がつき、経緯を話し助けを求めた!

            『 とりあえずホテルに帰って待ってて下さい!』

        と言われ、心配な気持ちを抑え、私は母を連れホテルに戻った。

 

      ばばに、もしかして帰ってくるかもしれんで、ロビーで待つよう言い残し  

  (ホテルの名前も知らない父・・ まさか一人で帰ってくるとは思えないけど一応)

             私はまた、失踪元の王府井へと向かった

                 異国の地・・・ まして夜・・・

       普通なら、外国人の女一人歩きなんて、恐くて出来ないだろう・・・

                  いくらオバサンでも・・・

         でも、この時はそんな不安なんか一つもなかった・・・

               というより、そう思う余裕さえなかった・・・

 

            街を早足で、3往復ほどしたが父は見つからない。

              (片道約4・500m近くはあったと思う) 

            もっと向こうに行ってまったんやろか・・・?

           おかしゃんの不安は、時間追うごとに大きくなり

              もう、頭の中真っ白になってた・・・

 

                     じじ・・・ じじ・・・

 

                そんな中ガイドさんと遭遇。 

       (ガイドさんはバスで2-30分の自宅から駆けつけてくれました)

       二人で探すこととなり、随分心強くなったけど心配は絶えない。

 

          気がつくと、外ははチラホラと雪が舞い始めた・・・ 

           時間も遅くなり 歩行者はみな帰りを急ぎだした。

       だんだん商店も閉まり、明かりは消え、人かずも減っていく・・・。

         さっき失踪したデパートも、とうとう閉店してしまった。

 

                じじは どうしとるんだろう?

                    寒くないやろうか?

             細い路地とかに迷い込んでないやろうか? 

                 まさか 誘拐されてないよな?

 

                 あれこれ考えると苦しくなってくる。

              もう、おかしゃんも、泣き出す寸前だった・・・

 

           そんな時、公安(中国の警察)の車が通りかかった!  

                ガイドさんがすかさず駆け寄った!

 

        事情を説明し、私達は そそくさと 公安の車に乗り込んだ!

          結局、公安のお世話になる事になろうとは・・・

               車の中では公安の人が無線で 

        何やら連絡を取ったりして情報を探しているようだった。

                 時間が凄く長く感じた・・・

      街の中をゆっくり走り、公安の車の中から、じじの姿を探した・・・。

              繁華街の片道を通り過ぎ、折り返し・・・

         おかしゃんもガイドさんも、窓に顔 釘付けで探した・・・

 

                      そのとき

 

                『 いた!』

 

            ガイドさんが叫けぶやいなや 車を飛び降りた!

 

                『 ○○さーーん!!』 

 

                   叫ぶガイドさん!!

 

                そこには、私と母に持たされた 

          お土産入りのおっきい袋を しっかり両手にぶら下げた

                  情けないじじの姿が・・・

 

          『 よかったーー!!』 

 

                    私は駆け寄った!

 

                『 どこ行っとったんや!!』 

 

          父が私に怒鳴った!(ホントはこっちのせりふです!)

            父の小さく細い目からは大粒の涙が溢れ、

          体は震え、息の荒さでマスクがパコパコしていた・・・。

 

          『 ごめんごめん、怖かったな・・ 心細かったな・・ 』  

 

           と私は泣きながら 父を抱きしめ頭を撫でた・・・。

 

               『 俺は死ぬかと思った・・・ 』 

 

            『 こんな知らん国で 死ぬかと思った・・・ 』

 

               泣きながら・・・ 震えながら・・・ 

              そう言う父が、とても小さく感じた。

 

        公安の車で、ばばが心配して待つホテルまで送ってもらった。

                  ホテルで待つばばと再会・・・

           案の定、じじはまた、子供のように母に叱られていた。

 

              『 もういいさ・・ 見つかったんやで・・ 』

 

                      そう母に言い、

         ガイドさんにお礼の言葉と 少しのお礼(¥)を渡し見送った。

 

       聞けば、私達がはいった所は店の出口で、父は入れてもらえず、

        (地下鉄のゲートのような、押して入るバーのあるお店でした)

              入り口を探すうちに迷ってしまったらしい。  

             ( じっとしてれば よかったものを・・・)            

         そして、雪のちらつく異国の夜の街の中を彷徨いながら

          私や母の名前を 泣きながら 叫んでいたらしい・・・

          『 ○○子~~!』 『 かぁちゃ~~ん 』 と・・・

            (今でも、想像するだけで泣けてきます)

           また、一緒に買い物した 他の店を覚えていたらしく 

          何かを必死に訴えたらしいが、勿論通じるはずもなく、

        とにかく 目につきそうな明るい所に立っていたとの事だった。 

                  (電灯の下に居ました)

 

          今思えば、私に声をかけてきたあの若者は、

           もしかしたら、そんな父の姿を見ており

          父の事を伝えたかったんじゃないかと・・・?

               今更ながら後悔しました。

 

              時間にして 約2時間半、

      誰も知らない、言葉も通じない、異国の街を彷徨った父・・・

              どんな思いでいたのだろう・・・

          74歳にして、本当に貴重な体験でした。

 

        

 

        教訓1・ 外出時にはホテルのメモ等持つ事!

        教訓2・ 迷子になったらその場を動かない事!

             

          その夜 おかしゃんは、買ったビール飲み干し

                  3人とも爆睡・・・。

 

          今回の旅も とうとう明日が最後・・・ 

              無事を祈るばかりです・・・。

 

 

            この記事、実はUP2回目ですが、

        今思い出し、書き直しながらも、涙が出てきます。  

                    じじ・・・    

                  よう、無事で・・・

 

                  次回に 続く・・・

 


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新 ちうごく じけんぼ⑧ [家族旅行♪]

 

            中国旅行記   西安・北京編 NO4  

 

             【空港たらい回し事件・・・の巻き】

 

              今日は【碑林・ひりん】見学です。

            何でも天皇陛下も見学されたそうで、

      あの有名な兵馬俑抗は見学せず、碑林には来たそうです。

 

    

 

         そこには、大きな石板に昔の書道家が、

         文字や漢詩等を書き(勿論逆さまです)

 

        

 

          それを有名な彫り師が彫って拓本を取る。 

          いわゆる原版がたくさん展示してありました。

 

       

 

  今直、拓本は取り続けられており、お土産としても売っていました。

 

        

 

      (結構高かったので諦めましたが・・・)また書体も様々で、

           その技術のすばらしさに感心します。

      昭和という年号も その漢文の中からつけられたとか・・・

             ガイドさんが言ってみえました。

            (誰がつけたか、印がしてありました)

              碑林を後にした私たちは、

          今度は【狹西・せんせい歴史博物館】へ・・・。

 

              

          そこは国宝がいっぱい展示してあり、

           西太后の装飾品(冠や首飾り)等々

          目もくらむようなきらびやかな物から、

         大昔の土器のようなものまで色々展示してあり、

        ガイドさんがとても丁寧に説明してくれました(^^)

 

    

 

   その博物館の中に、最近 国に献上された西安の有名画家の絵が

   販売してある一角があり(売ったお金は国に入るそうです)

      私達はちょっと目の保養・・・とのぞいてみました。(@@)

         ガイドさんはとても絵に興味があるそうで、

       『ここなら買っても偽物無いから安心ですよ』 と・・・。

             その一言がやばかった(xx)  

     骨董好きの父はTVの【なんでも鑑定団】の大~ファン!!

     その番組でよく 『中国で買ってきた掘り出し物です!』

     なんて物に高値がついたシーンを度々見てる!(@@)/

            なんだかヤバ~イ雰囲気・・・(--)

      見てまわるうちに私たちの目に止まった一枚の絵!!

           中国では馬の絵が縁起物らしく

      (高山の【絵馬】みたいな感じなのかな?)数多くある中、

         一人の画家の絵が私たちの足を止めました。

            (何でも西安の駅の切符には、

        その人の書いた馬の絵が使われているそうです)

   それはとても大きな絵で(畳1枚以上)馬が数頭勢い良く駆けています!

          しかし中国での買い物にしては高い!!

           後ろ髪を引かれつつ館を出た私達・・・。  

         だったはずが・・・やっぱりもう一度見たい!

   ガイドさんにお願いし、入場料(¥)をおまけしてもらい再び博物館へ!

     実を言うと私も父の血をひいているらしく、結構興味あるんです

           さーて!交渉開始!! かんばるぞぉ~!!

          館のお兄さんと約20分くらい粘りに粘って、

           大きいその絵 (初値は¥45000)と

          同じ画家の小さい絵 (初値¥22000) 

             2枚で¥28.000 で交渉成立!!

           本当はもう少し頑張りたかったんだけど、

           お兄さんがあんまり辛そうな顔するし、

          ガイドさんにも 『上等!お買い得です!』 

            と言われ、合えなく妥協しました。(++)

           まぁ、父へのいいプレゼントとなりました。

 

    

    

     (日本へ帰って額買ったら、絵の倍以上かかって大出費!)

 

     そうして、毎回食べきれない夕食を終え、再び北京への移動です。

          そうです・・・また私達3人だけでの移動。

       前回はクリアできたけど・・・と心配を胸に空港へ・・・。

              案の定ガイドさんはお気楽? 

        『EかGのカウンターに行けば分かります』・・・ とあっさり。

       2日間のお礼を述べ、手を振るガイドさんの見送りを背に、

            私達は言われた通りEカウンターへ・・・。

             ところが受付の人はとっても早口で 

          『 ここじゃない!あっち・・!』  と曖昧な返答。

               渋々Fのカウンターへ行く3人。

         ところがまたまた 『違う!!』 と冷たい対応!

         聞き間違えたのかと思い、私たちはAから順に

          重いスーツケースをガラガラ引きずりながら

        カウンターを流れ歩いた・・・  (++) (xx) (--) ・・・

      しかし、どこのカウンターへ行っても私たちは跳ね除けられ、

                その辺にいたスタッフの人や

           スッチーらしき人にも声をかけたがダメ・・・。

        いわゆる私達はたらい回し状態に・・・どうしよう(xx)

        この時ほど自分の語学力の無さを悔やんだことは無い。

                     もう一度!・・・

    そうするしか手が無い私達は、最初に行ったカウンターへ3度目の挑戦!

            そうしたら別の受付の人が難なく処理!

        『  バッカヤロー!!』

      私は心の中で最大限の声を発し、さっきの受け付けのジジイに

           思いっきりにらみを投げかけてやった!!

           (パンチの母です!睨みは母譲り?)

       そんなこんなで無事?搭乗口前までたどり着いた3人。

         緊張と焦りプラス重い荷物でヘロヘロ・・・。

         しかしまだ飛行機に乗るまで安心出来ない。

    搭乗時間は聞いたものの、さっきの事もあり 今いち不安がつのる。

     そのうえ西安の搭乗口には 次の便とかの搭乗時間が案内してない!

        一抹の不安を隠しきれず、その辺にいた職員に聞くが 

              これまた聞き取れない(。。)

     そこで私は、周りにいる待ち人たちの航空券をチラチラ覗き見!!

          自分たちと同じ航空券を持つ人を捜し当てた。

       (多分私はとても怪しい人間に思われたに違いない・・・

         しかしその時はそんな事は言っていられなかった )

     その後はその人から目を離さず (両親にもしっかり言い聞かせた)

          まるで、ストーカー状態で 無事搭乗。(^^)

            心配してた通り起きた空港事件!

         北京で迎えてくれたガイドさんの顔を見て

      『 ホッ 』 と胸をなでおろした事はいうまでも無い・・・(^^)

       しかし、事件と言うものは連続して発生するものだと、

           この時はまだ考えもしなかった私たち。

            この後あんな事が起ころうとは・・・。

 

         とうとう大事件発生! 次回に 乞うご期待・・・

 


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新 ちうごく じけんぼ⑦ [家族旅行♪]

 

          ★ 今夜ニュース見てびっくり!

     先日、三重であった事件が、高山でもありました!

 そう・・・散歩中のワンコが拾い食いしたものに、釣り針が!!

         それも、おかしゃん家の隣の町内

         例のスキー場のある町内です!

          こんな田舎でそんな事件が・・・

    愉快犯が、またどこかで真似してやるかもしれません

  皆さんも、お散歩 くれぐれもご注意ください!

 

             さて・・・本日は旅行記でご勘弁ください。

 

             中国旅行記  西安・北京編 NO3

                【感動と挫折・・・の巻き】

 

        今日は私は勿論、両親がとても楽しみにしていた

          西安の【兵馬俑坑・へいばようこう】の見学です!

     ホテルを出て、少し離れた郊外へと走る車の窓から見える景色は、

         上海や北京と比べ田舎の雰囲気を残した街並や

      広大な畑や田んぼ・・・何か、去年行った桂林を思い出します。

          この日は朝から 時折ちらほらと雪が舞い・・・

             といってもすぐ解けてしまう粉雪ですが、

              幾分北京よりは暖かい気がします。

         しばらくのどかな風景を楽しみ、【兵馬俑坑】に到着!

          ガイドさん曰く、今の時期は観光客が少ないけど、

         季節の良い連休等は、行列が出来るほど混むらしい。

         今日はゆっくり見学できますよ(^^)・・・と言われた通り、

     確かに人数は少なく私達はのんびりと見学する事が出来そうです。

                展示場は3つに分かれており、

          1号館、2号館、3号館という順に建てられたそうです。

           まずは1号館へ・・・ここはよくTVや写真等で見た、

      あの膨大な数の兵士の土偶?が見事なほどに立ち並んでいます!

 

         

             TVや写真で見るより迫力満点!!

              何故なら1つ1つの大きさにびっくり!

                等身大以上あるんです!

         私はもっと小さいものをイメージしてたから・・・(@@)/

 

      

                      (参考写真です)

 

        それぞれの位の高さが、顔ひげ・衣服・装飾品などで

     ちゃんと区別してあり、大昔の人の力と芸術性の高さに感動です!

 

       

 

           今はもう色があせてしまってありませんが、

                当時は色鮮やかだったそうです。

     2号館・3号館には展示と同時に、今現在発掘中の状態が見られ、

        これからまだまだ数え切れないほど発掘されるそうです。 

                 すごいの一言!!(OO)

 

      

 

    これを最初に発見した人は 館長をリタイヤしてるが時々来ている・・・

           もしかして今日はいるかも・・・とガイドさん。

      その言葉とおり、お土産や写真集等を売っている売店の隅に

               一人の老人が座っていました。

                運が良かったですね・・・と言われ、

            早速写真集を買い、(乗せられた気がしないでも・・・)

                その偉い?老人にサインしてもらいました。

               (でも、発見したけどその老人はあまりご褒美¥

               もらえなかったそうです。国の財産ですから・・・)

                感動を胸に今度は【華清池・かせいち】に・・・

 

      

           

             ここは【楊貴妃・ようきひ】が入ったという

              お風呂なんかの遺跡とかがありました。

           

      温泉が湧いているので、今は一般客が泊まる旅館(保養所)?

                  のような宿泊施設もありました。

            

                 その後、【秦始皇帝陵】へ・・・

         (あの、兵馬俑抗はその秦始皇帝の墓守りだそうです!

      

 

            すんごい偉い人だったんですね!)を見て、

                  【大雁塔・だいがんとう】へ・・・

              その八重の塔のような建物の階段の数が、

         ある重要な意味があるから、数えながら登って下さい・・・

                  とガイドさんに言われ、さて挑戦!!

               母に『階段はきついから下で待ってて・・・』

            と言うと、母は『せっかく来たんだから登る!!』と・・・。

                   ホントに大丈夫かいな?

              不思議とこゆうとき、老人はパワー出します!

     この先まだ 【紫禁城】【天安門】【万里の長城】 が控えてるんだよ!

                  すんごい広いんだよ!高いんだよ!

                私の心配をよそに母は登りだしました。

             1.2.3.4.・・・・数を数えながら階段を登る私達。

            しかし、そのうち息が・・・・歳を感じる瞬間です(xx)

          階ごとに書画や仏像などが飾られており、その都度一休み(**)

               250段くらいまで数えた所がたしか5.6階? 

                 7階まで頑張って両親リタイヤ!

          (父が母の手を引いて歩く姿・・・ちょっと可愛かった(^^))

     私はとりあえず最後まで頑張ったけど数ええてた数・・・ぶっ飛んじゃった!

            最上階から城壁を眺め下へ・・・結局何段だったか?

 

            

           何の意味か?ガイドさんが説明してくれたけど・・・

             3人ともやはり記憶なし!意味ないじゃん!!

 

      今夜の夕食は餃子の老舗で【餃子宴】との事。 期待いっぱいです!

                   水餃子はおかわり自由(^^) 

       鳥の形をしたのや、ピンクや緑の餃子、甘い餃子等など

       計15種類。最後は『真珠餃子』とか言って、鍋で出てきました。

      

            でも一番おいしかったのは定番の水餃子!

                 しっかりおかわりしちゃいました。

 

           ホテルに戻り、お疲れ!!(^^)のビール飲んで、

       パンパンに張った足にアンメルツいっぱい塗って、コロリと就寝。

        明日は【碑林・ひりん】【陜西歴史博物館・せんせい】へ・・・

                 それからまた北京に戻ります。

 

                     次回に 続く・・・

                次回はプチハプニングあります! 

                でも、大事件はもうちょっと先ね・・・

                     引っ張ってごめん!

      


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新 ちうごく じけんぼ ⑥ [家族旅行♪]

 

             中国旅行記 西安・北京編 NO2 

            【恐るべし北京の冬・・・の巻】

 

   二日目の朝、天候を気にしつつ ホテルの窓から外の様子をうかがった。

       ひんやりとした雰囲気が伝わってくる。 どのくらい寒いんだろ?

   そんな中、バスや自転車に乗った、通勤であろう人々がいそいそと走っていく。

        以前来たときは、その自転車の多さに驚いたものですが、

              最近はバス通勤が多いのだそうです。

             ちょっと生活が豊かになったらしいです

            今年は五輪もあるし、もっと変ってるだろ~な~

 

                     さて、まずは朝食・・・

        ホテルの朝食バイキングで 皿てんこ盛りにしてくるじじばば・・・

             アレもこれも、ほとんど全種類じゃないのぉ~?

       旅の恥は掻き捨て・・・と言いますが、しかし恥かしいっつうの!!

           余談・中国のホテルの朝食は必ずお粥があります。

               それがすご~~くおいしいんです!

          で、おかしゃん毎回 ゆかり(シソふりかけ)持って行くんですが

                いつも不思議そうな顔で見られます。

                 お茶碗、紫色だからかなぁ~?笑

 

            今日は 【 頤和園・いわえん 】 見学です!

          案の定、外は超寒~い!  こりゃ、高山人もびっくら!

         ズボンは勿論2枚ばき、ホカロン背中に、帽子に手袋・・・

                とガンガンの装備でいざ出発!!

          話によると 結構広くて 歩かなきゃならないとの事。

           ばば・・大丈夫かな?ちょっと心配しながら中へ・・・

 

          入り口の所にまた、物売りの人がたむろしていました。

        季節柄、スカーフ・マフラー・暖かそうな毛皮の帽子などなど・・・

         私はその暖かそうな帽子にちょっと惹かれましたが、

     (TV等でよく中国人のおじさんがかぶってる耳あて付の毛皮帽子です) 

     余りに大勢の物売りさんがいるので、値段を聞くのをためらってしまいました。

       何せ 去年の桂林で 中国人の商売熱心さは痛感してますから・・・

 

         【頤和園】は西太后が別荘として住んでいた所だそうで、

      話通りすんごく広く、何百メートルだったか忘れたけど(多分800m?)

         園の中を屋根つき 派手派手外廊下が続いていてました。

 

        

 

その屋根裏には色とりどりの絵巻物なんかが書かれてました(孫悟空とかいました)

 

        

 

       また、園の中には湖があり、なんとガンガンに凍っていました。

                    寒いわけです!

        その氷の上を 向こう岸へと歩く人が 時折転んでいました

        この寒さの中、チャレンジャーだな~と感心しちゃいます!

            ( ざまぁ~みろ!と言ったかどうか・・・笑)

 

        

 

           湖から吹き付ける風と、高山のように凍みる!

           って感じがダブルで私たちを襲ってきます。

      そのうち周りの景色に感動する余裕もないくらい顔はこわばり、

          足はキンキン痛くなり、体中冷え切った私たちは、

          動きもぎこちなく 出口目指していそいそ・・・(xx)

                    恐るべし北京の冬!

   

       

 

  そのとき撮った記念写真には、マフラーで顔をぐるぐる巻きにした じじや、

         トナカイ鼻になった私・・・全てを物語っているようです。 

                (3人とも顔、固まってます )

 

            

 

                 今回は専用車プランにした為、

      食事はいつも私たちだけ3人だけのテーブルが用意してありました。

          いらぬ心配は無いものの、なにやら寂しい気も・・・

          少し離れたっ席に若い女の子2人連れがいました。

          じじが 『あれは日本人や!どこ行くか聞いてみ?』 

               としつこく言うので私は渋々声を・・・。

        (多分、桂林の時のように若い? お友達が欲しいのでしょう) 

                 彼女たちは東京から来たらしく、

             今から私たちが行ってきた頤和園に行くとの事。

              私は思わず、あの半端ではない寒さを伝え

           (思いっきり恐怖感与えちゃった!迷惑だったかも?)

                       席を離れました。

          私たちは、食事中もずっと上着もマフラーも着けたまま・・・

 

            

 

                      きっと彼女らは

           『 げっ!そんなに寒いの? マフラーも取れないくらい・・・』

                   そう思ったでしょう

 

    お店の給仕のお姉さん達が綺麗な民族衣装やチャイナドレスを着ていたので

               お願いして一緒に写真を撮ってもらい、

               食事を済ませた私たちは【西安】へ・・・。

 

       

       向こうの方が暖かい・・・ との話に気をよくしながら空港へ・・・。

         ところが・・・ここでガイドさんから恐ろしい一言!!

            『この先は僕、入れませんから・・・・』

           前回の桂林では、飛行機の移動もガイドさんが

        一緒に付いてきてくれたのに、何と今回は私達だけで

            飛行機に乗らなくてはいけないとの事・・・!

                      うっそぉ~!

           私は両親には大丈夫(^^)大丈夫と言いつつ、

               心の中は不安爆発!!(XO)

         (何故か中国内での移動には不安がある私、

          だって周りに日本人が一人もいないもん・・・)

          それに今回は他のツアー仲間もいないんだよ!

              じじばばと私、3人だけだよ!

         『向こうに着いたらガイドさんいますから・・・(^^)』

              となにげに笑顔で背中を押され

              『また、あさって会いましょう!』 

        との言葉を残し しずしずと飛行機に乗り込んだ。

         幸い?機内食も無く1時間半ほどで西安到着。

         とりあえず人の流れに付いていくしかない・・・。

         出口付近、不安いっぱいででキョロキョロ(@@) 

          その時、見慣れた文字を掲げる男性の姿!

                   『ガイドさんだ!』

      日本語で私たちの名前を振りかざしてくれていました。ふぅ~っ

           これまた愛想の良い中年のガイドさん(^^)

       二日間の西安滞在を北京同様、丁重にご挨拶(お願い)

        を済ませ、夕食をいただくレストランへと向かいました。

      ちょっと素敵なそのレストランには、日本語の勉強中だという

       バイトの女の子が、あれやこれやとお土産を勧めてきます。

       日本で言う養命酒のようなお酒や、七宝焼の妻楊枝入れ、

                お酒を燗する鉄瓶等々・・・

                 

                     これ・・買いました

 

             あんまり一生懸命なので可哀想になり 

        (だって、値段交渉とかで、店長と私達の間を10往復以上・・・) 

                 ついつい買ってしまいました(^^)

          疲れと緊張でよくまわったお酒のせいもあるかも?・・・

        (ビールはガイドさんに頼んで注文すると何故か?高くなる・・

     と学習した私は、いつも自分で注文しました。2~10元は違いましたよ)

           その後ホテルに到着。柔らかいベッドは両親に譲り、

               私は少しギシギシする補助ベッドで・・・

          (なんか背中いて~なっ!!かたがっとるにぃ~~!)

        帰り際、寄り道頼んで酒屋さんで買ってきたビール片手に、

            (1日の締めはビール・・・はずせません!)

      
       (ホテルの置物と気取ってポーズとるじじ、たずな持ってます)

 

          明日見学する【兵馬俑坑】への期待を胸に・・・・・

                    おやすみなさい(vv)

 

                     次回に 続く・・・

                  大事件はもう少し後ね!


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新 ちうごく じけんぼ⑤ [家族旅行♪]

 

              ちょっとネタにも困ったおかしゃん・・・

             ここらでちょいと手抜きじゃないけど

      またまた、ドタバタ珍道中第2段 見てください聞いてください!

             時々、パンチ日記も挟んで行きますので 

                宜しくお願いいたします!


 

          中国旅行記 西安・北京編 NO1 

 

               【再び中国へ・・・の巻き】 

 

           前回、桂林でのバタバタはお話しましたね。    

        その後、両親は よほど前回の旅行が楽しかったらしく、

           新聞の折込などに入ってくる旅行のチラシを 

             何気に私の目の付くところに置き、

             『 ハワイはいい所らしいな~・・・』 とか

            『 ○○さんがタイに行ってきたらしいぞ・・・』

         等々 遠まわしに私に揺さぶりをかけ来るのです!

 

          

 

          空港がセントレアに変わる前にもう一度行きたい!

            (1時間遠くなりますし、何せ運転が・・・)

     ・・・と私も思っていたから、まんまと誘導に乗せられ計画開始!!

          タイは食べ物が心配・・ べトナムは暗いイメージ?

                   等々あれこれ考えた末、

       前回気に入ってくれた中国! やっぱこれしかないでしょう!

    と、半ば 私の希望大で 結局今回も中国へといざなうこととなりました。

                さて 中国広し、行き先は・・・?

               前回は 母が足が悪いという事もあり、

               あまり歩かなくてよい桂林にしましたが、

      私は自分が初めて中国に行って 感動した北京を見せてあげたい!

                  これまた私の強引な意見と、

         あとは両親が何かで見聞きして行きたいと言う西安に決定!

    時期的には年寄り連れの旅ですから、本当は暖かい季節がいいのですが、

                      何せ空港が・・・

             そんな悠長な事は言っていられず即計画!!

 

    今年(平成17年) 2月3日から5泊6日の西安・北京の旅と相成りました。

             母は よほど楽しみなのか 出発1ヶ月も前に 

             お茶や水等 10本も買い込んで意気揚々!!

                 ちょっと早すぎだっちゅーの!  

                 でもなんだか可愛いです!

 

        さて、今回は極寒の出発!ただでさえ 運転自信ない私。

               で、高速バスを予約し、段取りOK! 

             ・・・のはずが・・・出発前々日から大雪!!

          慌ててキャンセル! 無難な電車での出発となりました

 

       名古屋駅に着き、でっかいスーツケースをガラゴロ引きずりながら、

         空港行きシャトルバスセンターを探す じじばば&おかしゃん

                  しかし、なかなか見つからない!

            行ったり来たり あちこちウロウロすること、約20分

                  段々時間は迫るし、焦る焦る!!

            やっとで辿りついた頃には、もうヘロヘロでしたよ・・・

             しかし、なんでバスセンターが2階にあるんや~!

                     (これ、普通ですか?)

 

         真冬なのに汗ばみながら シャトルバスに乗り、ようやく空港到着! 

           手続きを済ませ (2回目ですが、全く進歩なしの2人 )

                    いざ北京へGO!! (^0^)/ 

 

              事前情報で 北京の寒さが半端ではないという 

              有難くない情報に不安を抱きつつ北京到着!

                何? 思ったほど寒くないじゃん!  

            やっぱ極寒高山育ちの強み? (とこの時は・・・)

       でも今回は 母の発病が心配で (なにせ極寒!年寄りには厳しい!)

           ツアーじゃなく、個人旅行だから、何もかもが不安。

       で、ちょっと奮発して 専用車と専用ガイドさんをチャーターしました。

 

                   空港に着きガイドさんとご対面!

             大きく名前の書いてあるボード 振ってくれてました!

                  とっても気の良さそうな人・・・。

                  『 ご迷惑をおかけしますが・・・』

              と丁重にご挨拶を済ませ、さてホテルへ・・・。

              (本当に超迷惑かけられるとは、

          ガイドさんも思わなかったでしょう・・・この時は・・・)

         今回は 午後出発便にしたので (車で行けなかった為です)

        一日目は観光なし。おまけに夕食も無し! 寂しい初日です。

 

       夕食はホテル内で取るように・・・と旅行社の人に言われて来たけど、

                せっかく中国来たんだし~~~

                そこで、ダメもとでガイドさんに 

              『 一緒に食事に行ってもらえませんか? 』 

               すると すんなり 『OK』  ラッキー!!

           一般の人が行く 観光客相手じゃないお店を・・・ 

               と頼んで、ホテル近くの一般食堂へ・・・

その店は、家族連れや仕事帰りの人たちが来る、ホントに大衆食堂みたいな所で、

     椅子を引くと床が 『 ガガガ~ 』 と・・・ で、オマケにちょっと 小汚い!?

               (中国ではきれいな方かも?)あはは・・・

       店の壁には、金ぴか、ハデハデの仏像みたいなのが祭ってあって、

      ガイドさんに聞いたら、日本で言う【大黒様】や【招き猫】のような物で 

              商売をやってる店はほとんど有るそうです。

                 (画像悪いのご勘弁ください)

            

     バイトっぽいおねーちゃんに 【麻婆豆腐】や【トマトの卵炒め】【餃子】等々

           (もちろんビール付) を頼み 北京最初のお食事です。

       

          前回、旅行から帰ったら会社の同僚のおねーちゃんに 

              『何食べたんですか?どんなんですか?』

         ・・・と何度も 何度も聞かれ、説明に困った私は、

               今回は必ず料理の写真を撮ること!

        出発前からこの事だけは胸に刻み込んできました!(^^)

    と言うことで料理が来たらまず 『パチリ!』 それから食事です(^0^)

    日本のとは絶対違う 【麻婆豆腐】 の美味しいこと美味しいこと!

                  (ここは北京ですが・・・汗)

             ほとんど私一人でペロリです(^0^)

          あと、白いご飯を頼んだら、茶碗にてんこ盛り! 

        仏壇に供えるみたいに 真ん丸く盛ってありましたよ・・・  

                  ふぅ~~ お腹もいっぱい。

 

                    さて御会計は?・・・   

                  『85元です』  とガイドさん。

         ・・・と言うことは日本円で・・・約1100円?安っす~い!!

                  (4人分・ビール3本付です)

        

         美味くて!安い!  今までの旅行で最高のご飯でした(^0^) 

             普通では出来ない?とっても良い思い出となりました。

   実を言うと、現地での食事は止めた方が・・・と色んな人から聞いていたので

         少し、いえ相当不安だったのですが、なんのなんの! 

            3人とも元気ハツラツ!!余計な心配でした

 

          ガイドさんにお礼を述べ、私たちはホテルに帰り

   (今回は3人部屋が取れたため、前回のようなハプニングもなく穏やかでした)

      明日への期待いっぱいで、北京での第一夜を過ごしました・・・zzz

               もちろん ビール飲みながら・・・

 

             いずれ あんな事に なるとは露知らず・・・

 

                    次回に  続く・・・


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